家事を省力化するために、お掃除ロボットなどを活用している共働き家庭は多いでしょう。さらに、今はスマートスピーカーなども登場し、家事以外の子育てにおいてもさまざまな便利機能がサポートしてくれるように。今回は、「私のやっている家事は、スマートスピーカーにリマインドされたことをこなすことと、家電のボタンを押すことだけ」と語る理系ワーママまりかさんに、家事や子育てにおけるスマート家電の効率的な活用法について教えてもらいました。

【年齢別記事 保育園のママ・パパ向け】
(1) 子どもの鼻ほじり・指しゃぶり・爪かみ どう対応?
(2) 「死ぬってどういうこと?」子の問いにどう答えれば
(3) 理系ママ実践!「スマート家電で脳メモリー節約」生活 ←今回はココ
(4) 乳幼児は模倣の達人 まねされてしまう親の注意点

スマート家電を活用するのは、脳のメモリーを無駄遣いしないため

 たまった仕事と平日から持ち越した家事。気づけば週末も、子どもとゆっくり遊ぶより、家事や雑事をこなしていただけ……ということはありませんか?

 5歳(年中)の子どもがいる理系ワーママまりか(@maripo0190)さんも、以前は毎日バタバタしているうちに1日が終わっていたといいます。しかし、子どもが2歳の頃、家事や子育てにスマート家電などをフル活用するようになり、これまでとは打って変わって時間と気持ちにゆとりを持てるようになったとか。

 「私が今、やっている家事といえば、スマートスピーカーにリマインドされたことを淡々とこなすことと、家電のボタンを押すことくらいです」

 あらゆる家事を効率化しているというまりかさんは、スマートスピーカーを活用して、「思考の外注」も行っているといいます。

 「自分では何もしていないつもりでも、実は『今日のご飯は何にしよう』『そろそろ子どものお迎えに行く時間かな』と、無意識に選択や決断を繰り返していると、『選択疲れ』を起こします。脳のメモリーを無駄に消費しないためにも、私は、スマートスピーカーにそれを外注しているのです。毎日のルーティンである子どもの着替えや歯磨きなども、スマートスピーカーから伝えてもらっています」

 まりかさんが効率化しているのは、スマートスピーカー以外にも子どもの食事や情報収集までさまざま。次のページから、共働きママ・パパのかゆいところに手が届く、スマート家電の便利な活用術をたっぷりご紹介します。

【理系ワーママまりかさんの活用術の一例】

・リマインド機能をフル活用。「覚えておく」必要性をなくす
・買い物リストも音声によって作成
・料理は「切ってボタンを押すだけ」
・情報収集は隙間時間に耳から