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「死ぬってどういうこと?」子の問いにどう答えれば

虫を殺す子、「死んじゃえ!」と言う子は残酷な子?/「死んだらどうなるの?」の答えにはレパートリーを


大好きなおじいちゃんやおばあちゃんの死、かわいがっていたペットの死など、幼児も死に遭遇する機会があります。子どもから死について聞かれた場合、親はどのように伝えればよいのでしょう。また日常生活の中で命の大切さについて、どのように伝えていけばよいでしょう。公認心理師の帆足暁子さんに話を聞きました。

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死を理解することは、生きることへの理解にもつながる

 「死んだらどうなるの?」「ママやパパも死んじゃうの?」などと子どもから聞かれたことはありませんか? 子どもから死についての質問をされると、どう答えればよいのかドキッとしてしまうかもしれません。

 一方で子どもが虫を殺してしまったり、きょうだいや友達とケンカをした時などに「死んじゃえ!」などと言ったりする姿を見て「命の大切さについて伝えなくては」と思った経験がある親もいるかもしれません。

 こうした幼児の死に対する感覚について、「同じ死と言っても、肉親の死と虫の死は同じではないですし、子どもの『死んじゃえ!』という発言もやはり意味が違うと切り分けて考えた方がいいですね」と話すのは子どもの心に詳しい、公認心理師の帆足暁子さんです。

 「人は生きていく以上、死から逃れることはできません。親しい肉親や、かわいがっていたペットが亡くなる経験をした場合、5~6歳であれば死に気づく子もいるでしょう。親は本能的に死の恐怖から子どもを守ろうとしますが、子どもが死を理解しようとしている以上、はぐらかしたりすることはせずに、しっかり向き合ってほしいと思います」

 死を理解することは生きることの理解にもつながり、まさに死生観を養うことにつながると帆足さん。一方で、虫を殺したりケンカの中での『死んじゃえ』といった発言をしたりすることに関しては、過敏に反応すべきではないといいます。

 次のページから、幼児期の子どもの死についての理解や、親の関わり方について詳しく聞いていきます。

次ページから読める内容

  • 虫を殺す子どもは残酷?
  • わざわざ死について扱った絵本を読む必要はない
  • 幼児は死を眠っていることと間違える
  • 「死んだらお星様になるんだよ」は避けて
  • 変わらない日常が続くことの安心感

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