DUALでは、日々、保育園の子どもがいるママ・パパに向けて、さまざまな子育ての悩みを解決する記事をお届けしています。全員が小6までの子どもを育てている親でもある、編集部員自身の悩みから出発する取材も多く、記事として紹介してきたノウハウや考え方は、私たち自身が日々実践し、子育ての中に取り入れています。

そこで編集部員たちが、どんな記事から影響を受け、どのようなノウハウを実践しているのか、それらの記事に書かれたノウハウを実際の子育てにどう取り入れているのかを、結果や経緯とともに、シリーズでご紹介していきます。第1回の今回は、「保育園ママ・パパたちの、習い事の悩み」にフォーカスしました。お役立てください。

【年齢別記事 保育園のママ・パパ向け】
(1) 夫婦の子育て観の違いどう解決? 未就学期に対話習慣を
(2) 祖父母の育児サポートに戸惑い 程よい距離感に見直しを
(3) 編集部ママたち厳選習い事記事 実践ルポ【未就学児編】 ←今回はココ
(4) ケンカ、遅寝…育児で悩む編集部員を救った記事とは?

周囲に流されて、習い事を始めるべきか?

 子どもの習い事をいつから始めるかは、未就学児の親として気になるところです。自分ではまだ早いと思っていても、周りの子が早くから、英会話やピアノ、スイミングなどの習い事をしていると、「うちの子、本当にこのままで大丈夫?」と不安になることもあるでしょう。

 現在、小3の女の子を育てている編集部員のMもそうした1人。子どもが3~4歳の頃、「そろそろうちの子にも、習い事をさせたり、休日には、ちょっと学びを得られる場所に、おでかけしたりさせないといけないかな……」と、悩んでいました。

 「本音を言えば、休日には平日の疲れをとるべくゆっくり過ごしていたかったです。ですが、だんだん周りの子たちが習い事を始めるようになり、何となく気持ちが焦ってきたんですよね」

 そんなとき、MはDUALのある記事を読んで、世間の声に惑わされなくなったといいます。「目の前にいるわが子にとって、今、本当に必要な時間の過ごし方とは何か?」を冷静に考えられるようになったためです。

 Mに影響を与えた記事と、その記事によって自身の考え方や行動がどのように変わったのかは次ページで。他にも、以下のような悩みについて、編集部員たちが役立てた記事やそれぞれの工夫を紹介します。

編集部Mの悩み
習い事をいつから始めればいいのか分からない。平日がハードなだけに休日はゆっくり過ごしたいけれど、子どもの学びを優先するなら、習い事や、特別な場所に連れて行くなどしたほうがいいのだろうか。

編集部Uの悩み
年長の子どもが人見知り、場所見知りが激しく、習い事をさせるハードルが高いのが悩み。しかも、間違いを指摘するとキレることもあり、どういう習い事が向いているのか分からず困っている。

編集部Pの悩み
年長の長女が、ピアノを習っているのにちっとも練習しないので、ついイライラしてしまい、余計な口出しをしてケンカになってしまう。どうしたら?