新年度が始まって1カ月。親も子どもも保育園生活に慣れてきた頃だからこそ目に付く、保育士の「子どもへの接し方」。もしも態度が威圧的だったり、子どもの自発性を奪うような言動を繰り返す保育士が担任だったら、保護者はどう対応すべきなのでしょうか?

前回に続いてお話をお聞きしたのは、非営利団体コドモノミカタ代表理事 井桁容子さんです。「気になることがあるのであれば、子どものためだと思ってきちんと伝えることが大事」と語る井桁さんに、保護者が気になることは伝えつつ、保育士とうまく連携するためのノウハウをお聞きしました。

年齢別特集 保育園ママ・パパ向け
(1) 園の送りでギャン泣き 子どもが安心する声掛けとは?
(2) 保育士への不満 本音は伝えつつうまく連携する ←今回はココ
(3) 親子で外遊び!心底楽しめる大人はここが違う
(4) 子どもに「正しい遊び方」まで押し付けていないか?

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

摩擦を恐れず言うべきなのは、子どものためだから

 厳しい保活をくぐり抜け、仕事復帰とともに始まった保育園生活。仕事と育児の両立にてんやわんやという親も多いかもしれません。しかし、子どもが毎日通う園の“保育の質”も気になる問題です。もしも、「おや?」と思う保育士の対応を見かけたら、保護者はどのように対処していくべきなのでしょうか?

 「残念ながら保育士の中には、明らかに勉強不足だったり、子どもの自発性を奪う画一的な指導をしたりする人もいます。しかし、子どもの感情は3歳までが大切だといわれており、この時期をどんな大人と過ごすのかは非常に重要です。最近の保護者はモンスターペアレントになることを恐れて、園や保育園との摩擦を避ける傾向にありますが、子どもの心を育てることまで諦めてはいけませんよね

 井桁さんは、実践を通じた保育の研究機関である東京家政大学ナースリールームにおいて42年間、0~3歳児の保育の実践と研究に従事してきました。そんな保育の現場に詳しい井桁さん曰く、「大切なのは、保育士に『信頼していますよ』というメッセージを発しながら、言いたいことは言うこと」なのだそう。しかし、それにはいくつかコツがあるといいます。

 次ページでは、「威圧的」「否定的な声掛けが多い」「経験不足」「非常識」な保育士のタイプ別に、具体的な対応策を紹介します!

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<次のページからの内容>

● 子どもに威圧的な態度を取る保育士には?
● リスク回避ばかりで、否定的な声掛けが多い保育士には?
● 担任が、若くて“頼りない保育士”には?
● 親に理不尽な要求をしてくる保育士には?
● 「先生の言うことをちゃんと聞くのよ」と子どもに言わないで、のワケ

次ページから読める内容

  • 【困った保育士を4パターンに分類! 親が取るべき対応策とは?】
  • 「先生の言うことをちゃんと聞くのよ」という言葉が、子どもの自己表現力を奪う

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