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SNS写真投稿 赤の他人が「わが子」と紹介も

【年齢別特集 保育園ママ・パパ向け】(3) 写真には場所を特定できる情報などがたくさん映り込んでいる!確認ポイントは?


子どもの写真を撮って、FacebookやTwitter、LINEなどのSNSにアップした経験がある人は多いでしょう。SNSでつながっている人や友人から「いいね」やコメントをもらえるとうれしくなって、いろんな写真を見てもらいたくなりますが、投稿するということは不特定多数の人の目に触れる可能性があるということ。何の気なくアップした写真が、悪意ある人に目を付けられ、悪用されるなど、予想外のトラブルに見舞われる可能性もあります。

そこで、SNSに写真をアップすることで起こりうるリスクや、無用なトラブルを避けるため、投稿する前に注意したいポイントなどを、セキュリティーソフトの「ウイルスバスター クラウド」などを開発しているトレンドマイクロで、セキュリティーに関する注意啓発活動をしている岡本勝之さんに伺いました。2回に分けて紹介します。まずはSNSに写真を投稿するリスクについて詳しく説明していただきました。

【年齢別特集 保育園のママ・パパ向け】
(1) 増え続ける子どもの写真問題はクラウドで解決
(2) 子のお宝写真を長く残す共働き向けフォトブック5選
(3) SNS写真投稿 赤の他人が「わが子」と紹介も←今回はココ
(4) 写真投稿リスクからわが子を守るSNS設定法

 子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

写真には居場所や生活圏を特定できる情報が映り込んでいる

 SNSへの投稿と聞いて、最も想像しやすいリスクは個人情報の流出でしょう。最近はTwitterに上げた写真や動画をきっかけに炎上した人が、本名だけでなく学校や自宅の住所まで特定されて、さらされたという話もよく耳にします。写真の一枚や投稿文の一言からでも多くの情報を得ることができるのです。

 単にかわいい子どもの写真を撮っただけのつもりでも、実は、その背景にはさまざまな情報が写り込んでいます。例えば、写真の中に、住所が書かれた電柱や看板が写っていたらどうでしょう。さらに、子どもの持っているカバンが保育園の園バッグであれば、電柱に書かれた住所の近くに保育園か自宅があり、そこが毎日通っている道であろうことが、1枚の写真から容易に推察できてしまいます。

写真に映りこんでいる電柱や看板などに要注意!住所が表示されている場合がある
写真に映りこんでいる電柱や看板などに要注意!住所が表示されている場合がある

 投稿文も同じです。たとえ私服を着ていても、写真と一緒に「〇〇ちゃん(子どもの名前)と保育園に行く途中でパシャリ!」「〇〇ちゃん、〇〇ちゃんと一緒に〇〇公園でブランコ」と書かれていれば、その公園を日常的に利用し、その近くの保育園に通っていることが分かってしまいます。

 TwitterやFacebookなどのSNSは、投稿した写真に位置情報が書かれていても自動で削除してくれますが、自ら個人情報を書いてしまっては意味がありません。それらの情報が悪意ある人の目に触れれば、子どもが一人で歩いているところを狙われて誘拐などに発展する恐れもあります。

 児童ポルノ愛好家など、子どもの写真に異常な興味を示して収集している人もいます。SNSにアップされた写真は不特定多数の人に閲覧される可能性があり、保存することもできるので、思わぬ場所で悪用される可能性もあるのです。

<次のページからの内容>
●投稿した子どもの写真はどう悪用され得る?
●面識のない人が写真を保存し、わが子として再投稿
●幼児虐待情報を集めたHPのプロフィール写真に使用
●将来、子どもとのトラブルを誘発することも
●「子の写真を投稿しないで」と警察が呼びかける国も ほか

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