新入学準備の一つが「子ども部屋づくり」。特に学習机を購入しない家庭では、部屋を整理して、ランドセルや学用品の収納場所を用意してあげたいところです。でも子どものおもちゃはどうやって減らせばいいのでしょう? 整理収納アドバイザーの大法まみさんに、未就学児でもできる、おもちゃの量の調整法と整理術について教えてもらいました。実際に編集スタッフが未就学の子どもたちと一緒に実践した様子とともに、ポイントをお伝えします。

【年齢別記事 保育園のママ・パパ向け】
(1) 後悔しない入学準備 先輩親と整理のプロがアドバイス
(2) 未就学児がおもちゃ「捨てる/片付ける」に挑戦 結果は ←今回はココ
(3) 子どもが友達にケガをさせた! 親の対応の正解は?
(4) 友達とケンカ 先生の対応にモヤモヤ…園にどう伝える?

 編集スタッフAにはこの4月から小学1年生になる娘と年中になる息子がいます。日ごろからなかなか片付けない子どもたちに悩まされながらも、繰り返し「遊び終わったら片付けなさい」と言い続ける日々。子どもたちはどうもおもちゃ箱周辺に適当に戻すことで、「片付け終了」と見なしているよう。そのため、子ども部屋はいつも雑然と散らかってしまい、見かねた親が週に1度片付けをするという繰り返し。

 このままでは4月以降娘の学用品を置く場所がないので、部屋を片付けるべく、1女1男の母でもある整理収納アドバイザーの大法まみさんに、子どもと一緒に部屋を片付ける方法を教えてもらいました。

■幼い子どもの「捨てる」&「片付け」ここが疑問

Q 幼い子どもの場合は、「使っている物」「使っていない物」の区別をつけること自体が難しい。どう取捨選択すればいい?
Q そもそも、ものの大切さを教えたい時期の子に物を捨てさせていいの?
Q かさばるミニカーや電車と線路のセットなどは、どう片付ける?
Q 「もったいない」という子どもの感覚を大事にするためには?
Q 片付け後、部屋が再度散らかりにくくするためにはどうすればいい?

 教えられた通りに準備をし、いざ片付け決行!

 その結果、おもちゃ箱からあふれ出て、床やトランポリン遊具の上にまでおもちゃが散乱していた子ども部屋に、娘のランドセルなどを置くスペースができました。詳しくは次のページから紹介します!