今年も冷え込む季節がやってきました。生まれて初めて冬を迎える赤ちゃんがいる家庭では、寒さ対策に気を使いますよね。室温はどれくらいにすればいいのか、おでかけのときは何を着せればいいのか、悩んでいるママ・パパも多いのではないでしょうか。サニーガーデンこどもクリニック院長で3児のママでもある首里京子さんに、赤ちゃんの寒さ対策のポイントについて聞きました。
寒すぎず暑すぎないように衣類と室内環境を調節
「月齢の低い赤ちゃんほど、体温調節の機能が未熟です」と首里さん。赤ちゃんは大人のようにスムーズに体温調節をすることができないため、寒い環境で過ごすと体温が下がることがある一方で、体を温めすぎると体内に熱がこもりやすくなってしまうといいます。
「赤ちゃんの平熱は37.0~37.5℃と大人よりも高く、体内に熱がこもると、あっという間に体温が38.0℃を超えてしまうことも。そのような状態になると大量の汗をかき、脱水が起こりやすくなるため注意が必要です」(首里さん)
寒すぎず、暑すぎない状態で赤ちゃんが快適に過ごせるようにするには、「着るものだけで調節するのではなく、環境を整えることも大切」と首里さんはいいます。
では、赤ちゃんにとって快適な環境とはどういったものなのでしょうか。また、室内やおでかけ時に着るものはどのように調節すればよいのでしょうか。次ページ以降で、詳しく紹介していきます。

次ページから読める内容
- 赤ちゃんが快適に過ごせる室温・湿度は?
- 「床暖房の上に布団を敷いてお昼寝」の注意点
- 布団をはいでしまって寝冷えが気になるときは
- おでかけ時は室内と屋外の温度差に注意
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