妊娠が分かると赤ちゃんを迎えるための準備が始まります。病院によって出産費用は異なりますし、ベビー用品もあれこれそろえれば、それなりの額に。この時期のお金の使い方にはどのような視点が必要なのでしょうか? ファイナンシャルプランナーの八木陽子さんに話を聞きました。

【年齢別記事 妊娠・育休中のママ・パパ向け】
(1) 産後のだるさ・疲れを軽減する過ごし方、6つのポイント
(2) 妊娠で変化する肌と体重 ケア・管理のポイントは?
(3) 共働きにこそ重要 出産前後「お金の価値観」話し合おう
(4) 出産費用、ベビーグッズ…お金のメリハリどうつける ←今回はココ

子育て費を聖域化しないための意識

 妊娠が分かると次に気持ちが向かうのは病院選びと赤ちゃんを迎える準備です。特にかわいらしいベビーグッズは、わが子の誕生を待ちわびる気持ちを盛り上げてくれ、こんな物もあんな物も用意してあげたいという気持ちが膨らみます。

 「ベビー用品はかわいい物があふれていて、見ているだけでも楽しいですよね。妊娠・出産回りは何かと物入りというイメージもあり、『あれもこれも買わなくては』と思うかもしれませんが、意外と買う必要のないことも多いなど、情報と現実とのギャップがあるので注意が必要です」。こう話すのは、18歳と10歳の子の母で、子育てにかかるお金に詳しいファイナンシャルプランナーの八木陽子さん。

 「ベビーグッズに関してはメリハリをつけた出費を意識したいものです。この時期の出費にメリハリをつけることは、この先も子育て費を『聖域化』させないことにもつながります。

 また、ベビーグッズ購入を考える前に知っておきたいのが、出産にまつわるお金です。出産や産休・育休中にもらえる公的な給付金や、収入がどのくらい変化するのか、病院によって出産費用はどう違うのかなどの情報収集が必要です」

 次のページから、出産にまつわる収入や支出について八木さんに聞いていきます。さらに4ページ目からはベビーグッズを賢く購入するための考え方のコツについてアドバイスをもらいます。

次ページから読める内容

  • 産休・育休で変わる収入を把握する
  • 長期入院などのリスクも確認しておく
  • 選択肢があるなら予算内でこだわりを追求しても
  • 子どもにかけるお金は「イベント領域」にしてはダメ
  • それ本当に必要? ベビーグッズのメリハリポイント

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