仕事復帰を楽にしようとミニマムな暮らしを目指して“自分の物”を処分すると、途端に気になり出す“家族のあんなものやこんなもの”。備えあれば憂いなしとばかりに揃えた大量のベビーグッズ、ふと、見上げると目に入ってくるパパの仕事道具や趣味の物。「せっかく自分の物を整理したのに、ちっとも家がスッキリしていない!」とイライラしてしまっては、元も子もありません。家族の物をミニマムにしていくには、少しコツが必要なようです。

 そこで、今回も前編に引き続き、ブログで“子育てを楽にするミニマムな暮らし”を発信しているミニマリストの松下美香さんに、「家族の物を“減らす”ための方法」についてお聞きしました。「無尽蔵に増えていく子どもの物をどう厳選するか?」「ママバッグの中身を必要最小限にとどめる技術」「パートナーをミニマリストへと誘導するコツ」など、ミニマリストならではの知恵をたっぷりご紹介します!

【年齢別特集 妊娠・育休中ママ・パパ向け】
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(4) 育児中こそミニマムに 家族の物を“減らす”コツ ←今回はココ

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

ミニマムな妊娠・出産期の過ごし方は「ある程度割り切る」ことが大切

 妊娠・出産期は、出産祝いやベビーグッズなどのお下がりをもらう機会も多く、自分の意志とは無関係に物が増えていってしまいがちです。心のこもった贈り物だけに、必要ないからとむげに断わるわけにはいきませんが、それを放置して物を増やし続けていくと、仕事復帰後にどどーんとツケがのしかかってくる可能性も。この時期でも、物を増やさないコツはあるのでしょうか?

ミニマリストの松下美香さん
ミニマリストの松下美香さん

 「人によって無駄の基準は様々なので、必要なマタニティーグッズやベビーグッズが“何か”は一概に言えないと思っています。ただ、だからといって『頂いた物だから』と、無尽蔵に物が増えていってしまうのも困ってしまいますよね」

 「私は子ども服などは、好きなものと、使いやすそうなものだけを選び、それ以外のものは申し訳ないとは思いつつも処分するようにしています。ただ、その際に気を付けているのが、必ず一度は子どもに袖を通させて写真を撮ること。そうすると贈り主に画像を見てもらうことができるし、『ありがとう』という感謝の気持ちも伝えやすくなります」

 贈り主の気持ちは受け取りつつ、あくまで物は最小限にとどめているという松下さん。それ以外にも「廃棄する際にお金がかかるものは買わない」というルールもお持ちで、ベビーベッドなどはレンタルで対応したといいます。

 「妊娠・出産期にも、基本的に代用できるものはあえて購入しませんでした。例えばマタニティーパジャマは、普段着ていた前開きのワンピースで代用していましたし、授乳ケープなどは、お気に入りのエイデンアンドアネイの4wayおくるみを自分の首の後ろに回して結んで活用していました。ママバッグも特に必要ないと思っています」

 松下さんは、以前、抱っこひもでベビーを前抱きをしたまま転んでしまい、たまたま両手が空いていたから助かったという経験があるそうです。それ以後、肩掛けバッグやハンドバッグのリスクを知ったうえで、必ず両手がフリーになるリュックを活用するようになったといいます。

 次ページは、ミニマリスト・松下さんのママバッグの中身をご紹介します!

<次のページからの内容>
● ミニマムなママリュックは3つの財布でフル活用!
● 家族がいると“無駄の基準”は変わる
● パートナーをミニマリストへと誘導するコツ

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  • 家族がいると“無駄の基準”は変わる
  • パートナーをミニマリストへと誘導するコツ

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