今年の夏は猛烈な暑さが続いています。妊婦さんや小さなベビー連れの外出も、大変さが増していると思います。でも、「来年4月から保育園に預けて職場に復帰する」という予定のあるママ・パパに対して、「園の見学はなるべく早くしたほうがいい」と「保育園を考える親の会」代表の普光院亜紀さんはアドバイスします。暑さ対策を厳重にして、お出かけください。そして、その前に、この記事をぜひご一読ください。

【年齢別特集 妊娠・育休】
(1) 来年4月の入園を希望するなら、1日も早い園見学を ←今回はココ
(2) 入園してから分かる「保育の質」の本当に大事なこと
(3) 育休復帰が格段に楽に!目から鱗のミニマムな暮らし
(4) 育児中こそミニマムに 家族の物を“減らす”コツ

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

園見学は1日も早く! しかし、保活の難易度は自治体によってかなり違う

 来年4月から保育園に子どもを預ける予定がある場合、「保育園の見学は早めにしたほうがいい」と普光院さん。「この園なら子どもを通わせてもいいのでは、という園をリストアップできたら、できるだけ早く園に電話して見学の予約を入れましょう。後になるほど混み、認証園などでは見学すら断られる可能性もあります」。認可園であれば、見学を断られることはまずありませんが、認証園は狭いため、物理的に一度に受け入れられる見学者の人数に限界があります。ただでさえ「保活が大変」と思っているときに、見学の段階で断られると、「見学すらさせてもらえないのか」と打ちひしがれてしまうかもしれませんから、保活は少しでも早く進めておいたほうがいいでしょう。

 「例えば、世田谷区では入園申し込みの書類に、入園希望の園を30カ所も書く欄がありますが、これには『できるだけ入園のチャンスを広げたい』という区の配慮があると思います。無理に30園書く必要はありませんが、世田谷区は住宅密集地で、自宅から徒歩で通える保育園が複数ある場合が多いのです。通常の認可園に加え、認証園や小規模保育を合わせ、20~30カ所の園を見学したという保護者もいます」

 「こう聞くと、『保活はそんなに大変なのか。気が重いなあ』と思ってしまうかもしれません。でも…」と普光院さん。「実際は、保活の大変さは地域によってだいぶ差があるのです。皆が皆、そんなにたくさんの園を検討しなければならないというわけではありませんから、自分が住んでいる地域ではどうなのかをまず知ることから始めましょう」

 その際は、日経DUALが発表している「共働き子育てしやすい街2017 総合ランキング」や「保育園を考える親の会」が公表している入園決定率も参考になります。住んでいる自治体の保育課に電話を掛けたり、窓口に出向いたりして、「昨年の保活の状態はどうだったか」と聞くのもいいでしょう。「自分の地域では比較的保育園に入りやすいと分かれば、保活の範囲はそんなに広くしなくてもいいはずです。自分の地域の入園難易度に沿って、賢い保活をしましょう」。自宅や通勤経路の近くにどんな保育所があるかを調べるときは、日経DUALの「みんなのラクラク保育園検索」もご活用ください。

 入園候補の園を探すときには、どんな人に相談すればよいのでしょう?

<次のページからの内容>
・保活中に相談すべき相手とは?
・認可園が難しそうな場合はどうする?
・こんな保育施設には要注意
・認可保育園の種類を図解
・普光院さんの「必見!見学のチェックポイントシート:確認すべきこと」
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● パパと共有!「保活年間スケジュール」早見表
● もし待機児童になったら? すぐに打つべき「次の一手」
● 園が決まったらママの仕事復帰に備える
● 認可も認可外も「保育の質」格差が拡大!
● 認可と認可外園って何が違うの?
● 持ち運べる!「見学のチェックシート」

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次ページから読める内容

  • 小規模保育の“保育の質”や、3歳児以降の転園先は未知数
  • 子どもときちんと向き合っているか?
  • 運営がオープンで、保護者の子育てを支援する意欲があるか?

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