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妊娠中は熱中症になりやすい コロナの夏の注意点

「なるべく在宅勤務継続を」「マスクを外してもいい場合も」。妊婦が特に気を付けたい熱中症や、冷え・蒸れ対策を産科医が解説


今年も夏が到来しました。例年と異なるのが、今年は新型コロナウイルスの影響でマスクの着用を強いられるなど、妊婦さんの心身の負担は例年以上に大きくなるという点。働く妊婦が熱中症や蒸れ、エアコンによる冷えなどから身を守り、夏を元気に乗り切るためにはどんなことに気を付けたらよいのでしょうか。産婦人科医に聞きました。上編と下編の2回に分けてお伝えします。

【年齢別特集 妊娠・育休中のママ・パパ向け】
(1) 妊娠中は熱中症になりやすい コロナの夏の注意点 ←今回はココ
(2) 妊娠中の夏は水分と食事に注意 ぼうこう炎予防も
(3) 乳児の2大室内事故は窒息と溺水 防ぐためには
(4) 0~1歳交通事故で注意すべきは 親の意識変えよう

熱中症は命に関わる病気。十分に警戒を

 今夏は、新型コロナウイルスの感染予防のためにマスクを着ける機会が増え、体感温度はさらに増すことになりそうです。「コロナも怖いですが、熱中症にも十分警戒してください」と産婦人科医でかわぐちレディースクリニック院長の檜垣博さんは警鐘を鳴らします。

 「特に妊娠中は体から水分が失われやすく、熱中症にかかりやすい」と檜垣さんは話します。「妊娠初期はつわりがあり、妊娠後期は基礎代謝が上がって汗をかきやすいというのが、その理由です。熱中症は命に関わる病気なので、特に注意が必要。ある程度は予防できるので、ポイントをぜひ押さえてください」

妊娠中に熱中症にかかりやすい2つの時期とその理由

1.妊娠初期 つわりによる嘔吐(おうと)で、体から水分が失われやすい
2.妊娠後期 基礎代謝が高いため汗をかきやすく、体から水分が失われやすい

 特に大切なのは、「暑さを避ける」ことと「水分補給」の2点です。

 「気温が高い日はなるべく外に出ないほうがいいですね。どうしても外出しなければならない場合は、日傘や帽子などで日差しを遮って、無理のない行動範囲にしましょう。外で暑さを感じたら、周囲の人と2メートルの距離を保てる状態であれば、ソーシャルディスタンスがとれていると考えて、マスクを外してもよいと思います」

 妊娠中、仕事をしているときは、何に気を付ければいいのでしょう。

次ページから読める内容

  • 妊娠中の働き方、理想は…?
  • 熱中症の4割ほどは夜間に起きる
  • 「もしや熱中症?」救急車を呼ぶ目安とは?
  • 外出する際には、冷え防止のために羽織れるものを1枚
  • 夏の入浴は40度のお湯に10分以内で

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