夏は妊婦にとってつらい季節。去年の猛暑を思い出し、仕事もしながらどう乗り切ったらいいのか今から不安な妊婦さんも多いのではないでしょうか。そこで、東京で麻の実助産所を開業し、働く妊婦さんのお産事情にも詳しい助産師の土屋麻由美さんに、夏の過ごし方の注意点と、じょうずに乗り切るコツを聞きました。今回は土屋さんが「妊婦さんだからこそ必要」という筋力について紹介します。

【年齢別特集 妊娠・育休中のママ・パパ向け】
(1) 働く妊婦 お産&育児の体力をつける夏ウォーキング
(2) 妊娠中の冷えを防ぐポイント 食事、服装、エアコン
(3) 働く妊婦さん、産休直前・産休中に気を付けたいこと
(4) 妊娠中の歯のケアが赤ちゃんにも影響する3つの理由

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

初産婦は夏の運動不足に注意

 各地で最高気温を更新し、真夏日、猛暑日が続いた昨年の夏。令和元年の今年は7~9月の3カ月予測では平年並みの気温(気象庁 令和元年6月25日発表)となっていますが、オフィス街で過ごす妊婦さんにとっては、ビルからの照り返しなどで、やはり暑さは脅威です。大きなおなかを抱えての通勤や仕事の疲れで休日はぐったり。つい、エアコンの利いた室内で過ごす時間が長くなります。

 土屋さんは「そのような生活が続くと、運動量が低下して、お産や産後に必要な筋力が落ちやすくなります。特に初産婦さんは注意が必要です」と話します。上の子がいる場合は、妊娠中でも保育園の送迎や公園遊びで外で歩き回ったり、家の中でも食事の世話などで動くことが多いので、初産婦さんに比べて運動量が多いので心配は少ないそうです。

 土屋さんは初産婦さんが夏に陥りがちな状況を次のように話します。

<次のページからの内容>

● 運動不足は微弱陣痛などお産に影響する
● 運動は朝の1駅ウォーキングでOK
● 冷え、かゆみ、膣炎を防ぐ汗対策を
● 体力づくりは安定期から 異変を感じたら受診を
● 疲れを取るには早目に寝ることが大切
● 便利な時代だからこそ、出産・育児の筋力を意識しよう

続きは、日経xwoman有料会員の方がご覧いただけます

ログインはこちら
日経xwoman申し込み
もっと見る