7月に入り、一気に夏らしくなってきました。暑さ本番となる7~8月は、妊娠中の女性が体調管理に気を付けたい時期です。妊婦にとって厳しい夏を乗り切るためのアドバイスを、産婦人科医の宋美玄(そん・みひょん)さんに教えてもらいました。

【年齢別特集 妊娠・育休】
(1) はしか、風疹…妊活を考えているなら予防接種を
(2) 夏の妊婦 「冷やさない」「塩分は控える」は間違い ←今回はココ
(3) 「育児が自分事に」経験者語る 男性育休のメリット
(4) 「パパ育休」いつ取るのが正解? NG行為は?

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

食べられるものを食べてください

 夏は、暑さやつわりなどで食欲が減りがちな時期。妊娠中のママがこの時期、特に気を付けておきたいことは何でしょうか。「とにかく無理をしないこと。これに尽きます。ただでさえ脱水状態になりやすい夏、つわりによって食欲が低下し水分が十分に取れていない状況で、夏の暑さを迎えるのはなかなか過酷です。また、妊娠後期は、おなかの中の赤ちゃんが成長し重くなったおなかを抱えて生活するだけで体力を消耗します」。産婦人科医の宋美玄さんはそう話します。

 つわりや夏バテで食欲が低下しているときはどうしたらいいのでしょうか。「何も食べられないよりは食べられるだけマシと考えて、食べられるものを食べてください。『フライドチキンが無性に食べたくなる』『さっぱりとしたアイス以外は受け付けない』それでもOKです。食べられないときでも、水分と糖分がこまめに取れていれば大丈夫です」と宋さん。

 「水を飲んでも吐いてしまう、吐き気がひどい、といったときは、我慢しないで産婦人科医に相談しましょう。少量の食事や水分が取れなくなると、脱水症状になったり、ビタミンB1不足によってウェルニッケ脳症になったりすることがあるので、点滴による栄養と水分の補給が必要です」

妊婦が「食べてはいけないもの」とは?

 働くママはランチが外食になることが多く、カロリーや塩分が気になるもの。「一品物よりは定食を選ぶほうが、栄養バランスが整いやすいです。塩分は1日10gが目安なので、ランチの味付けが濃かったら、夜は薄めにするなど、1日のなかで調整すればOKです」

写真はイメージです
<次のページからの内容>
・「トキソプラズマ」「リステリア」に感染するリスク
・夏場は雑菌の繁殖するリスクがあるもの
・「妊婦は冷やすな」は本当?
・塩分を控えることは逆に危険?
・「難産になるから太るな」は?

次ページから読める内容

  • ストイックに全部を気にし過ぎると、かえってストレスも
  • 「妊婦は冷やすな」→妊娠中はむしろ冷えにくい
  • 「塩分は控えめに」→普通でOK、夏は脱水に注意

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