「ウィズコロナ」や「アフターコロナ」の時期は、育休取得や職場復帰への心構えも変わってくるのでしょうか。育休後コンサルタントの山口理栄さんに、2回に分けて聞きます。今回は、今春育休から復帰予定で、コロナ禍の保育園休園・登園自粛などに伴い「育休を延長している人」や、「子どもが自宅にいる状態で在宅復帰した人」へのアドバイスを中心に話を聞きました。

【年齢別特集 妊娠・育休中のママ・パパ向け】
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(3) 変化する予防接種事情 出産前に知識を得て準備を
(4) コロナ禍で想定外の職場復帰や育休延長 心構えは?←今回はココ
(5) コロナ以降の育休 発想の転換がキーワードに

コロナ禍で「理想の職場復帰が…」

 思いもかけないコロナ禍は働く人にさまざまな影響を与えました。「働き方が変化するきっかけとなったという意味においては、コロナ禍にもポジティブな要素があると認識していますが、保育園や学校に子どもを通わせられなくなったことはネガティブな要素でした」。育休後コンサルタントの山口理栄さんはこう言います。

 今春、育休から職場復帰予定だった人の中には、計画していた「理想の職場復帰」が実現しなかった、という人が多いでしょう。保育園に子どもを預けられないため職場に復帰できず、育休を延長することになった人もいます。4月入園なら4月中の復職を自治体から求められるのが一般的ですが、新型コロナウイルスの感染予防対策で例外的に復職期限の延長が認められ、自治体によっては、長いところで復職期限を9月末までとしているケースもあります。

 また、感染防止対策で出社できなくなり、子どもの世話をしながら、在宅勤務で復帰した人もいます。自分が思い描いていた職場復帰とはほど遠い、「子どもの面倒を見ながら働く」という事態に陥り、子育てと仕事の両立に限界を感じた人も少なくないでしょう。

 新型コロナウイルスに関しては、今後、第2波や第3波への警戒が必要で、保育園や学校に再び登園登校できなくなる可能性もあります。先行き不透明な中で「育休を延長している人」や「子どもが自宅にいる状態で在宅復帰した人」が知っておきたい「コロナ禍における職場復帰の心構え」について山口さんにアドバイスをもらいました。

コロナ禍の職場復帰 気をつけたいポイント 「復帰するつもりだったのに……」(吹き出しに入れる) ◆育休を延長した人 ・復帰までに不明な点は、遠慮しないで何度も聞く・「戻ってすぐ役立ちたい」という気持ちが大切 「こんな職場復帰は想像していなかった……」(吹き出しに入れる) ◆子どもが自宅にいる状態で復帰した人・「特別事態」下だと理解 ・成果は問われないが説明責任は自分にある・カオスだからこそ提案する姿勢も有効

次ページから読める内容

  • 「コロナで復帰する予定が延びた」
  • 不明点を解消するときに押さえたいポイント
  • 子どもの世話をしつつ在宅復帰「こんなはずじゃ……」
  • コロナ禍で開示しやすい雰囲気は広がった
  • 在宅勤務のリテラシーが低く、運用ルールが追い付いていない

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