皆さんは、育休中をどのように過ごしましたか? 日経DUAL読者にアンケートで聞いたところ、「育児・家事に専念していた」48.1%、「育児・家事以外(資格取得やキャリアアップのための勉強、自分の趣味の習い事など)もした」48.1%という、全く同数の結果となりました。

 今回の記事では、「育児専念」派と「リフレッシュのために趣味の活動をした」派に焦点を当て、「いつごろから、何を、どのようにしたのか」「大変だったこと」「よかったこと」などを紹介。先輩ママ・パパのリアルな育休活用のノウハウに迫ります。

 「勉強した」派に焦点を当てた前回の記事はこちら

【年齢別特集 妊娠・育休】
(1) 日本の産後ケア施設ってどんなところ?
(2) 子宮筋腫、放置していると妊娠しづらい? 
(3) 資格取得したくて育休中にこんな勉強しました
(4) 育児に専念? リフレッシュ法は? 育休中したこと ←今回はココ

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

本アンケートは2018年4月9日~24日に実施。読者196人が回答。回答者の内訳は女性が95.4%、男性が4.6%だった。子どもの人数は2人が45.9%、1人が40.8%、3人が12.2%、4人以上が0.5%。子どもの年齢(複数回答)は、年少が22.1%、1歳が21.5%、0歳が21.0%の順に多かった。

せっかく子どもといられる機会なので、育児に専念したい

 育休中は「育児に専念した」と回答した方に理由を聞いたところ、下記のような回答となりました。

 「その他」では、具体的に下記のような意見が寄せられました。

  • 「保活も大変でしたが、一時保育さえも争奪戦で預けられる場所がなかった」
  • 「上の子の保育園送迎に徒歩で片道40分弱、下の子の授乳のタイミングと合わせるだけで日々が過ぎた」
  • 「年齢のせいか、体力回復にかなりの期間を要したから」
  • 「就職してからこんなに長い休みは初めて。人生の夏休みと捉えて、せっかくだからノンビリ過ごした」
  • 「自分の体調回復、24時間の子どもの世話で半年はあっという間だった。勉強できる時間がある人はその余裕が信じられない」

 次ページから、「育児・家事に専念した」人たちが力を入れたこと、「大変だったこと」「よかったこと」などを見ていきましょう。

<次のページからの内容>
・ママ友づくり、平日の行事参加、家計の見直し
・育児・家事に専念して感じた「モヤモヤ」
・食べ歩き、ゴスペル……読者がリフレッシュした趣味一覧!
・「大人だけの会話ができ、帰宅後、子どもへの愛情が倍増」