仕事と子育ての両立生活は大変なものです。そこに第2子、第3子を妊娠中のつわりが重なると、ママにとっては大きな負担となってしまいます。重いつわりがある場合は、どう乗り切ればいいのでしょう。また、まだ幼い「上の子」がいる場合、その子の世話はどうすればいいでしょうか。第2子妊娠中に重いつわりに悩まされた3人の読者ママが集まり、当時の様子を語り合いました。座談会の様子を産婦人科医による解説やアドバイスとともに、上下編に分けてお届けします。今回は日常生活における注意点についてです。
【年齢別特集 妊娠・育休中のママ・パパ向け】
(1) 職場復帰目前!「家事シェア」会議の上手な進め方
(2) 家事シェアに役立つアプリ 名もなき家事対策も
(3) 妊娠中の重いつわり どう対処するのが正解?
(4) 第2子妊娠中、上の子の抱っこや自転車どうする? ←今回はココ
妊婦なのに走るほうが体に悪いのでは?

―― 皆さん、第2子妊娠中も重いつわりに苦しんだということですが、その間、上の子のお世話はどのあたりが大変だったでしょうか。
ゆきさん その時期、上の子はまだ1歳半で、抱っこ期と重なって大変でした。抱っこしてあげたくても、つわりがつらくて、してあげられない。添い寝と腕枕で何とかしのぎました。
また、上の子の寝相が悪くて、並んで寝ている時によくおなかを蹴られていました。「おなかの赤ちゃんは大丈夫かな」と不安を感じていましたが、まだ上の子が小さいので、添い寝しない訳にもいかず……。「びっくりさせてしまって申し訳ないけど、頑張って生まれてきてね」って、いつもおなかの中の子に話しかけていましたね。
―― おなかの中でその言葉を聞いて、頑張って生まれてきてくれたのがこの赤ちゃんなんですね(ゆきさんは第2子連れで座談会に出席)。
あいさん つわりと、抱っこ期が重なるのはかなりきついですよね。私の場合、第2子妊娠中、上の子は3歳で、一緒に歩いていても、すぐにつないだ手を振りほどいて走っていき、車道に飛び出しそうになるので追いかける毎日でした。それがきつすぎて、妊娠中も臨月まで自転車に乗り、子どもを乗せていました。「妊娠中は自転車はダメですよ。危ないですから」と妊婦健診の際に言われましたが、上の子の命には変えられないし、妊婦なのに全速力で走るほうが体に悪いのではないかと思って乗り続けました。
● 上の子におなかを蹴られた場合の受診の目安は?
● 妊娠中で仕事がつらい場合に、医師に頼むべきことは? ほか
次ページから読める内容
- 家事代行やベビーシッターを使えなかった意外な理由
- 医師は会社に時短の指示も出せる
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