料理、掃除、洗濯を“肩代わり”する最新家電紹介

煮汁が料理にしっかり染み込む「煮込み自慢」

　仕事と家事と育児。このうち、最も手を抜きやすい、もとい家電などによるフォローが利くのが「家事」ではないでしょうか。少しでも家事の負担を減らせれば、そのぶん子どもとゆっくり話をしたり、持ち帰った仕事をこなしたりすることができます。束の間の休息の時間をつくることも可能かもしれません。

　自身も娘さんにお弁当を作ることもあるという安蔵さんは、調理家電は象印の圧力IHなべ「煮込み自慢」がイチオシだと話します。

　「ヘルシオ ホットクックなどの自動調理鍋は、材料と調味料を入れれば、あとはボタンを押すだけで料理ができてしまう優れものですが、値段は少々高め。ヘルシオであれば最新機種は実勢価格で5万円前後かかります。しかし『煮込み自慢』は昨年秋の最新モデルEL-MB30でも、実勢価格2万6000円台から出ています。大きさも炊飯器サイズで、比較的コンパクト。予約調理機能もあるので、前日夜から仕込むこともできます。圧力は1.2気圧と低めなのですが、圧力は高いと時短になる一方、煮崩れしやすくなります。煮込み自慢は煮汁がしっかり料理に染み込むので、個人的にはカレーやシチューなどを作るときに活用させてもらっています」

象印の圧力IHなべ「煮込み自慢」の「EL-MB30」

　ヘルシオ ホットクックも、一世代前のモデルなら割と安くなっているとか。ティファールの「クックフォーミー　エクスプレス」も、150ものレシピを内蔵している点が魅力的です。「クックフォーミーは、料理の一工程ごとにレシピの説明や指示があるので、手間がかかる反面、料理初心者にとってはレシピを覚えられるという利点もあります」（安蔵さん）。