「うちもそろそろ二人目を」そんな会話が夫婦の間で出るようになって、しばらくたつけれども、なかなか妊娠の気配がない。「もしかして二人目不妊?」と思ったら、どうすればいいのでしょう。育児や仕事に忙しいDUAL読者が不妊治療を始める場合、どのような進め方や病院の選び方がよいのか、医療者からの視点について恵比寿ウィメンズクリニック院長の堤麻衣先生に、また患者からの視点についてNPO法人Fine理事長の松本亜樹子さんに聞きました。

【年齢別特集 妊娠・育休中のママ・パパ向け】
(1) むくみ、手のしびれ…妊娠中の手足のトラブルへの対処法
(2) 痛む、つる、血管が目立つ…足のつらさにどう対処?
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(4) 沐浴の悩み解消 保湿は?子二人を一度にどう入れる
(5) 二人目不妊 育児や仕事と両立できる病院選びのコツ ←今回はココ
(6) 不妊治療 かかるお金・もらえるお金と企業サポート

第二子で治療の半数が「二人目で初めて治療」

 一人目を授かった後、二人目はなかなかできないという「二人目不妊」。2017年5月に日経DUALが行ったアンケート結果によると、不妊治療経験者147人の中で第二子のときに不妊治療を経験した人は62.6%。そのうち51%の人が「第二子で初めて不妊治療をした」と答えています。

 とはいえ、一人目を自然妊娠した場合、不妊はこれまで関係のなかった世界だけに、アンテナが立ちにくいもの。当事者夫婦は初めての「もしかして不妊?」という思いに戸惑うでしょう。どこの病院に行くとどんな治療が受けられる? 仕事や育児とは両立できる? 疑問や不安が次々と頭に浮かんでくるのではないでしょうか。

 恵比寿ウィメンズクリニック院長の堤麻衣先生は次のように話します。

 「日本産科婦人科学会では、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年たっても妊娠しない場合を不妊と定義しています。ただし、妊娠成立の大きな要因の一つが女性の年齢です。『すでに一人産んでいる』事実は、妊娠できる証拠の一つでもありますが、第一子出産時からすでに数年たっている分、前回よりも妊娠しづらくなっているということも事実です。早めの受診を心がけてください。34歳以下の方なら夫婦間での妊活を始めて半年、35歳以上の方なら3~4カ月が受診の目安になります。妊活チェックが行えるクリニックで早めに妊活相談をすることをお勧めします

 次のページから、不妊治療のいろは、そして、仕事と育児を両立している夫婦向けの病院の選び方について紹介します。

次ページから読める内容

  • 「異常なし」=「原因不明」
  • ステップアップで高まる妊娠率と負担
  • 別分野の専門医が開く不妊クリニックも
  • 通院負担を減らす3つのポイント

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