自分から進んで勉強ができる子になってほしい。受験勉強を効率よく進め、希望の学校に合格してほしい。親なら願うことでしょう。
「実は、それらの役に立つのが文房具なのです」。そう話すのは、勉強のやり方を教える塾「プラスティー」代表の清水章弘さんです。清水さん自身も、中学受験や大学受験で文房具に助けられて東京大学に合格したと言います。そこで、今回は受験勉強をサポートしてくれる、お役立ちの文房具を紹介します。
勉強が嫌いな子には文房具をとっかかりにする
「勉強しなさい!」
「宿題は終わったの?」
自分から勉強を始めないわが子と、毎日こうしたやりとりがくり広げられているご家庭は多いことでしょう。そこでつい「ちゃんと宿題をやったらマンガを読んでいいよ」「次の模試で偏差値が10アップしたら、ご褒美にゲームを買ってあげるから」と、マンガやゲームといった娯楽で釣ってしまうこと、ありませんか?
「そういったご褒美は、お勧めしません」と清水さんは言います。
「確かにモチベーションアップにはつながるかもしれません。しかし、ゲームやマンガといった娯楽は、勉強とは逆のベクトルにあるものです。ご褒美のつもりで与えたゲームにはまってしまい、ますます勉強をしなくなってしまうこともあります。それでは本末転倒ですよね」。そこでお薦めしたいのが、文房具というわけです。
「今、市場にはたくさんの文房具があります。便利なものから、カッコイイもの、かわいいものなど、大人でもワクワクするものがありますよね。実は、私は文房具が大好きなのです! 私は中学受験と大学受験を経験していますが、お気に入りの文房具を使い、モチベーションアップにつなげていました」
かわいいキャラクターの筆箱が欲しい、クラスの友達が持っていないようなカッコイイシャーペンを使いたい、など「早く使いたいから勉強を頑張ろう!」と思えるようになると、子どもはがぜん張り切ります。
「文房具には子どもを引きつける魅力がありますし、何よりも勉強で使うことができます。そこで、勉強と同じベクトルにある文房具をぜひ目標達成のご褒美に取り入れてみてください」

次ページから読める内容
- 学習習慣をつけるには、やるべきことのリストアップを
- 自由度の高いものを使うことで、工夫する力をつける
- 忙しい中学受験生はスキマ時間を有効活用する
- 勝負文具はテンションが上がるものをセレクト
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