受験生も家族も例年以上に体調管理に気を配る1年でした。年明けの本番までもうひと息。ここからはストレスをかけ過ぎずに見守り、子どもの体調管理を第一に支えてあげるのがベストサポートです。

爽やかなゴールへのカギは実力を出し切れる体調管理

新型コロナウイルス感染予防に加え、インフルエンザや風邪への対策も必要な季節となりました。多くの塾で冬期講習が始まり、年明けからは徐々に本番もスタート。インフルエンザ予防接種にうがい、手洗い、室内の加湿など、働く親も気を緩める暇がなく本当に大変ですね。

ラストスパートに意気込む子も、のんびりモードのままの受験生もいるでしょう。親の心配は尽きませんが、つい口出しをしてしまう前に、今スタートすべきは体調管理の手助け――試験当日に実力を発揮し、親子で後悔なく受験を終えられるカラダづくりではないでしょうか。

外から侵入する敵を撃退する体内システム=免疫

寒さやウイルスなど体にとって悪い作用をする外敵に抗い、時に駆逐し、健康を保つシステムが免疫の働きです。ストレスでもその免疫の働きはパワーダウンするといわれています。ちなみに、免疫システムの中でも最前線で働くのがNK細胞(ナチュラルキラー細胞)といわれる免疫細胞です。

家庭内での体調管理――この課題をクリアしてくれるのが、実はおなじみの乳酸菌です。「なんとなく体によさそう」な乳酸菌の、実力が分かる、注目のエビデンスを紹介しましょう。