まずは、控除金額シミュレーターから

 では初心者は、どんな手順で進めたらよいのでしょうか。田村さんは、「まずはシミュレーターでふるさと納税を活用できる上限金額を確認してみてください」と話します。

ふるさと納税で控除される金額の目安を、年収と家族構成から計算できる控除金額シミュレーター
ふるさと納税で控除される金額の目安を、年収と家族構成から計算できる控除金額シミュレーター

 例えば、共働きで中学生以下の子供が2人いる場合、目安は下記のようになります。

自己負担2000円における寄附上限額<br>※控除額、自己負担額は年収、寄附金額、世帯構造、他の控除などの状況で変動します。具体的な上限額の計算は、お住まいの市区町村の住民税、または管轄の税務署にお問合せください。<br>※平成27年1月の制度改正に基づいています。
自己負担2000円における寄附上限額
※控除額、自己負担額は年収、寄附金額、世帯構造、他の控除などの状況で変動します。具体的な上限額の計算は、お住まいの市区町村の住民税、または管轄の税務署にお問合せください。
※平成27年1月の制度改正に基づいています。

 もし夫婦ともに年収が700万円の場合、上限額の目安がそれぞれ約11万円なので、夫婦あわせて22万円分もの寄附ができます。

 上限額がわかったら、あとは楽天ふるさと納税で、上限額までの返礼品を選んで、買い物感覚で寄附を申し込みます。

楽天ふるさと納税