「いつか親子留学なんてできたらいいな」。読者の中にはそんなふうに思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は、「シンガポール法人 Pan Asia Advisors Pte. Ltd.」の岡村さとみさんに「オーストラリア公立小学校への短期就学」をテーマに伺いました。岡村さんは、2018年の夏休みに6週間、親子で留学をしました。友人ファミリーとルームシェアをし、集団生活もエンジョイしたそうです。

オーストラリア教育は、ハイレベルかつ「お得」

日経DUAL編集部(以下、―― 岡村さんは普段、日本とシンガポールで、富裕層向けに、投資や移住、子どもの学校に関するアドバイスをしています。どのようなお客様に資産運用をアドバイスされることが多いのですか?

岡村さん(以下、敬称略) 30~40代の若い起業家がメーンのお客様です。そのため、海外のボーディングスクールやサマーキャンプの紹介を依頼されることも多く、シンガポールに拠点を持つようになったここ5年は海外の教育機会について継続的に情報収集してきました。

―― 岡村さんもワーキングママでいらっしゃるのですよね?

岡村 はい、わが家には二人の子どもがいます。8歳の長女は、シンガポールの自宅から毎日国境を越えてマレーシアのジョホールバルにある「マルボロカレッジ」(イギリスの伝統校のマレーシア分校)に通っています。さらに、長期休暇を利用してシンガポールのインターナショナルスクールや、バリ島のグリーンスクールのキャンプなど、東南アジアのさまざまな場所でのプログラムにも参加させてきました。2018年の夏休みは「東南アジアのインターナショナルスクールの教育と比較したい」と思い、オーストラリアのブリスベンから車で1時間半ほどのサンシャインビーチにある公立校に通わせました

―― オーストラリアでの教育の状況を教えてください。

岡村 オーストラリアには、世界で最も参考にされているTimes社の世界大学ランキングで、100位以内に入っている大学が6つあり、オーストラリア国内トップのメルボルン大学は32位と、日本で最上位の東大(46位)を上回っています。今回、自分の長女に体験させるに当たり、東南アジアと比較するうえで、英米のサマーキャンプなどに通わせるよりも費用が安く、かつ教育レベルの高いオーストラリア公立小の短期就学に絞って情報収集をしました。

 オーストラリアの中でもクイーンズランド州に絞った理由は、州政府自らが日本人の海外留学をサポートする文部科学省主催の「トビタテ奨学金」のスポンサーをしており、外国人留学生を受け入れている州内の公立小学校をオンラインで公表しているなど、海外留学生の受け入れに非常に積極的だったからです。

―― 最終的に、どんな学校を選んだのでしょう?

留学した小学校の校舎
留学した小学校の校舎

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  • 子どものポテンシャルを実感
  • 英語以外の能力が評価される
  • 「わが子をオーストラリア公立校に短期就学させてみたい」と思ったら…

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