今年3月の一斉休校と、4月の緊急事態宣言により、私たちは、いや応なしにディープなデジタルライフに突入。実は、そんな変化の中で見過ごされているのが、「子どもの目の健康」。大から小までオンライン化が進む陰で、大人ですら目がツラいのだから、子どもたちは……。Part1では、大切な目について、小学校6年生の母でもあるタレント・MEGUMIさんと考えます。

Part1 MEGUMIさんが語る「私の目、子どもの目」

●タレント・俳優 MEGUMIさん

タレントから俳優へ。活躍の場を広げながら“目ヂカラ”を磨く

 現在、俳優としての活動に力を入れるMEGUMIさん(写真)。ドラマ「極主夫道」などでの個性的なキャラクターが人気を呼んだ他、今年9月には映画『台風家族』『ひとよ』での体当たりの演技が評価され、第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。俳優業の他に食やアートのビジネスなども手掛け、今もっとも輝く女性の一人だ。

MEGUMIさん
MEGUMIさん
めぐみ●タレント、俳優。2001年デビュー。数々のテレビ番組に出演し、近年はドラマや映画でも活躍。今年9月、第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。08年に結婚、09年に長男を出産。芸能活動の他、ファッションや飲食のビジネスを手掛け、16年には若きクリエイターとコラボレーションする個人サイト「+COLLABORATE」を開設。アーティスティックな世界を繰り広げながら、新たなビジネスモデルを構築する。2020年12月2日放送開始、テレビ東京・水ドラ25「東京デザインが生まれる日(全5回)」に出演中(毎週水曜深夜1時28分放送)http://m-collaborate.com/

MEGUMIさん(以下M) 私、昔から熱量が高いんです、体力が追いつかないほど(笑)。今は、ランニングとピラティスで体力作りにも励んでいますが、モデル時代から今日まで、何にでもチャレンジしてきました。俳優業も、出産を機に『挑戦したい』と思うに至り、周囲が支えてくれました。何事も、自分の目で見て考えて、時には自分を守りながら、選び取ってきましたね。

── 見極める“目”をお持ちなのですね。だからでしょうか、MEGUMIさんといえば、目ヂカラです。実際、演じる上で、目のコンディションは大切?

M そうですね。ロケでは太陽や風にさらされますし、ほこりっぽい現場も多々。長時間になって目が疲れることも多いので、撮影現場では、何かしらアイケアをしています。洗眼薬で目を洗ったり、目薬を使ったり。移動時間には目を閉じて目を休ませたり、就寝前にはホットアイマスクをすることもあります。それに、今は、台本もメールで送られてくるんですよ。