連載「共働き中学受験 基本のキ」でおなじみの中学受験専門のプロ家庭教師・西村則康さんによる日経DUAL読者セミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活用する家庭学習のコツ」を、10月14日、オンラインで開催しました。第1部の内容を前編と後編でリポート(前編はこちら)。今回のテーマは、「入試直前期の親の役割」について。セミナーの一部分(約5分)の動画もご覧ください。

直前期に優先すべきは子どもの体調管理

 11月も半ばになり、入試本番まで3カ月を切りました。「過去問で点が取れない」「合否判定模試の合格可能性が30%だった」などと成績が伸び悩んでいると、「もっと勉強しないと合格できないのでは」と思ってしまうかもしれません。

 「しかし、過度に勉強量を増やすことはやめてください」と西村さんは言います。

 「この時期はジタバタしても仕方がありません。入試直前期は、子どもに無理をさせるのではなく、ベストな体調で本番に臨めるように、体調管理に気をつけることが最も優先すべきことです。どんなに勉強を頑張ってきても、当日の体調が悪ければ実力を発揮できません。入試直前はやり残していることが気になり、つい夜遅くまで勉強させてしまいがちですが、発達段階の途中にいる小学生は無理がききません。十分な睡眠を取らせるようにしましょう。また、入試当日は朝早く起きることになるので、今のうちに“朝型”に切り替えておくことをおすすめします」

 「意外と見落としがちなのが、運動です。勉強ばかりしていて、運動不足で肥満になったり、けがをしたりする子が増えるのもこの時期。運動不足だなと感じたら、意識的に体を動かす時間をつくりましょう。体を動かすことで、気分もリフレッシュできます」

 また、入試当日までにしておきたいのが、当日のイメージトレーニングです。次のページで詳しく紹介します。

次ページから読める内容

  • 入試当日のイメトレをしておこう
  • 直前期は「合格の予感」を高める声かけを

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