昨年1月に第2子を出産し、現在3歳と1歳の男の子を育てるフリーアナウンサーの青木裕子さん。今年4月に長男が幼稚園に入園し、今まさにこれからの子どもの進路について考えているところだそう。

 男の子2人の子育てエピソードや育児と仕事の両立、今後の子どもの教育について、自然体で語ってもらいました。夫のナインティナイン・矢部浩之さんの“パパぶり”も紹介します。3回に分けてお届けする1回目は、「子どもの教育について」がテーマです。

育っている場所も環境も違うので、経験則で言っても仕方ない

日経DUAL編集部(以下、――) 今年の4月にご長男が幼稚園に入園されたということで、おめでとうございます。今はまだ年少さんですが、今後のお子さんの教育についてどのようにお考えですか?

青木裕子さん(以下、敬称略) これが正解!と言えるものはないのかもしれませんが、子どもにとってどうすることが一番なのか、今まさに悩んでいるところです。

 夫と教育について話すときも、「自分たちがこうだったから、こういう環境で育ったから、という前提で考えることはやめようね」と言っています。育っている場所も環境も違うので、経験則で語っても仕方ない。私は高校まで公立で大学受験をしたので、もともと何がなんでも私立という考えではないのですが、息子の家庭環境は私の子ども時代とは違うので、同じ道がいいのかは分かりません。

 具体的にいうと、うちの近所では中学受験がスタンダードなんです。そうすると、公立の小学校に行かせたら、中学受験を検討することになります。となると、中学校受験と小学校受験はどちらがいいのか、幼稚園を選ぶ段階で考えました。