通学や塾、習い事、お友達とのお出かけなど、小学生になると親の付き添いなしで行動することが増えてきますよね。成長の証なのは分かっているけれど、やっぱり子どもだけでの行動は気がかり。行く先まで電車を使うとなると、なおさらです。「きっと大丈夫……」、そう思って送り出しても、不安にかられる経験は親なら誰もが持っているはず。でも子どもの自信と自立心を育てるのは親からの信頼だから。そんな揺れるパパママの気持ちに寄り添って「安心」を届けてくれるサービスがスタートしました。

GPSケータイや登下校通知とは違う、ピッで届く安心感

 「小学校に入ると手が離れる」とはよく聞くけれど、いざ一人で行動させようとすると心配で……というパパやママは多いはず。仕事をしていても離れたところで行動する子どもが気になって仕方がない。

 実はこの悩み、いわゆる「小1の壁」の時期だけでは終わらない。学年が上がると放課後の学童保育通いが徐々に減り、代わりに習い事や塾に通い出す子も増える。通い慣れた学校と家との往復だけではなく、一人で放課後習い事に行ったり、電車に乗る機会も増え、やはり親の心配は尽きないものだ。

 そんな時こころ強いのが、子どもが改札を通ると自動的に“ピッ”とメールが親に届く安心サービス、「まもレール」だ。2017年秋からJR東日本の山手線、中央線でスタートし、この春には首都圏244駅まで拡大予定。子どものSuicaやPASMOを登録すると、子どもが駅の改札でタッチする度に親のメールアドレスに、通過時間と駅名、チャージ残額をお知らせしてくれる。

 実は、我が家の子どもも小学1年生。初めての電車通学になり、居場所がわかる子ども用のGPSケータイ、学校の登下校を知らせるICカードとダブルで完ぺきと思っていた登下校だったが、意外な落とし穴があることに気づき、慌てふためく日々が待っていた。

 登下校の通知は、子どもが学校でICカードをタッチし忘れることも多く、何度言っても“うっかり”が絶えない。GPSは、親が検索をかけなければならず、特定まで時間もかかるため、仕事をしている最中にしょっちゅうできるものではないことに気づいた。

 ハプニングの連続の1年生。“臨機応変”なんて言葉は、小学生にはなかなか難しいのが、現実。これは毎日電車で通学していなくても、習い事や塾に電車で通うことのある子どもの親なら経験があるだろう。

 そこで登録したのが、「まもレール」。電車に乗るために改札にピッとSuicaやPASMOをタッチすれば、メールが届く。仕事をしていても、勝手にメールが届いてくれるという受動的な仕組みも、忙しい中でもサッと確認できてうれしいところ。おかげで、メールを見て「ホッ」と仕事に戻れるようになった。

見守りサービス「まもレール」の詳しい情報は