チェック！繊細で豪快なリサイクルシステムの流れ
金属類を分別し最後に残ったプラスチックをさらに細かく砕き、種類ごと、粒の大きさごとに仕分けるのは、「ハイパーサイクルシステムズ」の備える先端技術です。「プラスチックの選別・再生は非常に難しい技術です。そのため、素材として再び家電品製造に使えるプラスチックの自己循環を行っているのは三菱電機グループだけです」と取締役・営業部長の福代淳一さん。
グループで参加できる見学会では、まずデモンストレーション用の模型で機械の工程を学び、その後、巨大な実機を見て回ることができる（５ページに詳細）
廃家電はいったんカテゴリーごとに倉庫に収められる。山積みの廃棄エアコン（左）も、人の手で解体（右）・機械での破砕を経て次々と処理されていく。HCSには冷蔵庫を丸ごと破砕する専用破砕機もある
磁石を使用し鉄を回収する「磁力選別機」、振動や風を使いプラスチックを回収する「比重選別機」（写真左はデモ用模型）、こちらも磁石を使用し非鉄金属とプラスチックを選別する「非鉄選別機」、特殊なセンサーを使用し色や形で銅とアルミを選別する「ソーター」などで素材を分別する。プラスチックの大部分も純度高くよみがえり（右）、再び家電の製造に利用される
エアコン室外機や旧型冷蔵庫の断熱材に含まれているフロンガスも最先端の技術で回収。ちなみに、地球環境に大きな影響を与えるフロンなどの温室効果ガスは、人工衛星で観測されている（★Ｑ５の答え）
「ハイパーサイクルシステムズ」に行こう！
見学内容は会社概要説明（約30分）、工場見学（約60分）、そして 質疑応答（約30分）と、トータルで２時間ほどだ。
見学日時：火・木（祝日は除く）10時～16時
受け入れ人数：50名まで （5名以上で申し込み可。中学生以下は、保護者または教員の引率必須）
所在地：千葉県市川市東浜1-2-4
℡：047-327-5860
HP:サイトはこちらから！
●お問い合わせはお電話、またはHPの「お問い合わせフォーム（メール）」にてお願い致します。
見学日時：火・木（祝日は除く）10時～16時
受け入れ人数：50名まで （5名以上で申し込み可。中学生以下は、保護者または教員の引率必須）
所在地：千葉県市川市東浜1-2-4
℡：047-327-5860
HP:サイトはこちらから！
●お問い合わせはお電話、またはHPの「お問い合わせフォーム（メール）」にてお願い致します。
