ハッピーセットの絵本づくりは娘たちがご意見番
この秋、第16弾としてリリースされた「ほんのハッピーセット」。担当したのは日本マクドナルド ファミリーマーケティングチームの松尾安奈さん。8歳と6歳の女の子のママだ。育児休業から復帰すると毎日多忙となり「本も読んであげられない」と嘆いていた時期に、担当が決まったという。そんな松尾さんに4つの質問を投げかけてみた。
Q1ハッピーセットの「えほん」や「ずかん」シリーズに働くママ目線のこだわりは?
「平日の帰宅後は本当にバタバタで、私自身、月に1冊も本を読んであげられていないことも。なので、力のある作家さんとタッグを組み上質なオリジナル絵本に仕上げるとともに、パパやママが作り出す限られた読み聞かせ時間に幼い子が飽きない仕掛けや、短時間で読み切れる中にも読み応えも感じられるボリューム感を持たせることにに特にこだわりました。また、バッグに収まり、幼いお子さまも持てるサイズにしました。わが家の娘たちの意見や反応もよく参考にしますし、早く寝かせたいけれど読み聞かせもしてあげたい日には、とても重宝しています」
Q2マクドナルドがこのプロジェクトに込めた想いは?
「現在、マクドナルドは国内に約2900店舗あり、ハッピーセットは年間1億個以上販売しています。この規模を活かし社会に寄与する責任がマクドナルドにはあると考えており、その一つがほんのハッピーセットです。心を育む絵本、好奇心をかき立てる図鑑を、これからも継続的に提供していきます。環境に配慮し、用紙もFSC認証のものを使用。『ほんのハッピーセット』は、より多くのお子さまが気軽に本に触れる機会や親子での読書の時間をつくっていただくことを目的としています。おかげ様で私たちの『えほん』と『ずかん』を、2年間に2000万冊以上、皆様にお届けできました」
Q3海外のマクドナルドにも「ほんのハッピーセット」はありますか?
「はい。海外では2001年から本のプログラムがスタートし、これまでに、フランス、ドイツ、カナダ、ニュージーランド、ラテンアメリカの国々や、台湾などのアジア圏でも展開されています。グローバル全体で2019年末までに、5.45億冊分の『ほんのハッピーセット』を販売。本当に多くのお子さまに様々な本をお届けすることができました」
Q4最新のほんのハッピーセットの内容を少し教えてください。
「この10月30日に配布が始まったのは、ハロウィンにぴったりのえほん『かぼちゃスープのおふろ』と、ずかん『野菜と果物/秋・冬編』です。えほんは、子どもも大人もほっこりするとっておきのお話を、大人気の絵本作家、柴田ケイコさんに描き下ろしてもらうことができました」
脳と読み聞かせの関係、そして「ほんのハッピーセット」情報はいかがでしたか? ぜひアンケートでご意見・ご感想をお寄せください。(回答所要時間:約4分)
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●締切は12月3日(木)
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取材・文:加納美紀 撮影(篠原さん):川田雅弘 構成:太田留奈
■1-2p参考資料
*1 出所: The Effect of Mother-Child Reading Time on Children's Reading Skills: Evidence From Natural Within‐Family Variation Joseph Price Ariel Kalil Child Development, Volume90, Issue6 November/December 2019.Pages e688-e702
*2 出所: How to Make a Young Child Smarter. Evidence From the Database of Raising Intelligence. Perspectives on Psychological Science January 2013 vol. 8 no. 1 25-40