デジタルツールと手帳を併用して時間を管理する必要性が高まっています。そのなかには、手書きの手帳ならではのメリットを上手に活用している女性もたくさんいます。機能性を備えた手帳のバリエーションも、さらに豊富に。充実した毎日を過ごすための手帳術を達人に伺ってみました!

ライフステージが変わっても、ずっと使いやすい「NOLTYキャレル」の魅力

  新しい日常へ対応を余儀なくされるなか、より質の高い時間の使い方を意識するようになった人も多いのではないでしょうか。オンの時間はもちろん、豊かなオフの時間を過ごすためにも、働くママにとって上手な時間管理は欠かせません。

 そんななか、働く女性たちにエールを送ろうと実用性を追求して1999年に誕生した手帳「NOLTYキャレル」が今年21年目を迎えました。近年、新たな時間管理の方法として、デジタルツールが浸透しつつありますが、手書きの手帳ならではの良さを実感し、上手に使い分けている女性も。薬剤師の本田律子さんもそのひとり。「NOLTYキャレル」が発売した当初から20年間に渡り愛用し続けているというファンだといいます。

 「仕事のこと以外に、若い頃は好きなテレビ番組の予定を記入したり、子どもが生まれてからは学校の行事を。ライフステージが変わったとしても、使い慣れたものが私には一番です」

 今年は特に、自分や家族の働き方の変化や子どもが通う学校の休校・行事の日程変更など、これまでと違って予定が見えづらい毎日を過ごすことに。スケジュール管理やタスク管理の重要性を実感した働くママ・パパも多いはず。

土日休みではなく、平日休みの勤務シフトが多いため、7日間が均等に書けるものがいいという本田さん。「まず月間予定表に用事と時刻のみ記入して、バーチカルには内容を細かく。移動がある時は乗り換え案内で検索した内容を書き写し、スムーズに行動できるようにしています」
土日休みではなく、平日休みの勤務シフトが多いため、7日間が均等に書けるものがいいという本田さん。「まず月間予定表に用事と時刻のみ記入して、バーチカルには内容を細かく。移動がある時は乗り換え案内で検索した内容を書き写し、スムーズに行動できるようにしています」

「いったん中止になった子どもの行事が縮小して開催されることになったり、塾も通塾かオンラインかなど、忘れないように書き留める事項が多く、手帳をフル活用していました。今年は受験を控えているので、そのスケジュール管理も大切。学校説明会の有無も日にちが迫るまでわからず、あるとしても学校に行くのか、Webかなど変則的で。受付開始後数分で満席となることもあるので、情報がわかりしだい手帳に記入して対応しています」

 今は休職中だが、来年以降、復職する予定だという本田さん。自分の仕事のスケジュール管理も加わって、手帳はますます必要な存在になりそうです。

「子どもの受験が終わり、進学先が決まったら復職予定です。私には、通勤時にもバッグに入れて持ち歩きやすいA6サイズがちょうどいい大きさでお気に入り。来年の手帳もフル活用、間違いなしです!」

薬剤師(現在は一時休職中)<br> <b>本田律子さん</b><br> 「縦バーチカルを探していて、『キャレル』と出合いました。月と月の間にメモページがあるので、そこも活用しています。スマホは電源を落としている時もあるけれど、手帳はいつでも開けて安心」という本田さんは、その使い勝手の良さに「キャレル」を20年間愛用。
薬剤師(現在は一時休職中)
本田律子さん
「縦バーチカルを探していて、『キャレル』と出合いました。月と月の間にメモページがあるので、そこも活用しています。スマホは電源を落としている時もあるけれど、手帳はいつでも開けて安心」という本田さんは、その使い勝手の良さに「キャレル」を20年間愛用。