来年4月の保育園入園に向けて、自治体への申し込み時期が近づいてきました。保活に役立ててほしいおすすめの記事を、過去に掲載した中からお届けします。
◆保育園選びでチェックしたいのは
入園希望順位を付けるために保育園見学は欠かせませんが、今年は新型コロナの影響で説明会や見学などを開催しない園が多く、園生活の実情がつかみにくくなっています。コロナ禍においては保活をどうすべきか、「保育園を考える親の会」代表の普光院亜紀さんに聞きました。
認可保育園というと、どこも同等のクオリティーと想像しがちですが、園によってカラーは異なり、特に給食や食育への取り組みは、それぞれの園で違いが出やすいポイントです。保育施設の給食監修も手掛けるフードアナリストのとけいじ千絵さんが、保育園の給食でのチェックポイントを紹介します。
子どもが保育園に入園する前と後では、親の「保育の質」の捉え方が変わります。「保育園を考える親の会」のアンケートでは、入園前は施設のハード面や親へのサービスが気になったけれど、入園後は保育士の子どもへの関わりや遊びが重要と感じた人が多数に上ったそうです。
都市部を中心に増えている、園庭のない保育園。園選びでは園庭の有無をどのように捉えればよいのでしょうか。園庭がない保育園でどんな保育が行われているか、神奈川県相模原市にある認可保育園「RISSHO KID’S きらり」を取材しました。
今年は新型コロナの影響で、保活にどのような変化があるでしょうか。「テレワークをしている場合の基準指数はどう捉えられる?」「通勤時間が減ったぶん、認定こども園や幼稚園も検討できるという人はどこを見るべき?」。注意点を紹介します。
もし認可園に入れないことが分かったら、次にするべきことは何でしょう。保活に詳しい、育休明け復帰支援事業の「ここるく」代表の山下真実さんは、保活は「選択肢・時間・指数」の3つの要素に分解でき、「第2保活」では時間と選択肢を最大化するアクションを取ることが必要と言います。
◆日経DUALの便利なツールもご活用ください
東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪市9500件以上の保育園情報をまとめて検索できる「みんなのラクラク保育園検索」。気になる保育園を保存できる「クリップ機能」や、自宅から近い保育園、勤務地から近い保育園を表示する機能もあります。
今住んでいる自治体では、認可園はどのくらい入りやすいでしょうか。入園決定率、認可整備率、園庭保有率など、保活の情報収集に「あなたの街の保育園事情分析」をぜひお役立てください。