仕事に育児に忙しいデュアラーにとってスマホやPC、タブレットは良き相棒。通勤中やランチ中、帰宅後も寝る間際まで、スマホを手放せないという人も多いのではないでしょうか。そんな中、「なんだか最近目が疲れる」「夕方になると目がショボショボ」というデュアラーも増えているようです。そこで、目の疲れを自覚するワーママ・プレママ3人が集まり、座談会を開催。目の使い方やケアについて語り合いました。後半では、現代人の目の疲れやコンタクトレンズの選び方に詳しいシードの荻野光明さんも参加。最近話題の「近くを見ることに配慮したコンタクトレンズ」について聞きました。

【座談会参加者プロフィール(氏名はいずれも仮名)】

相場さん(以下、相場)
30代。子どもは7歳、2歳。金融関係の会社員。高校生のときにソフトコンタクトレンズを使い始め、コンタクトレンズ歴は20年以上。現在は2週間交換タイプ、1日使い捨てタイプを併用。仕事ではPC、通勤時はスマホで情報チェックと目を酷使する日々。

飯田さん(以下、飯田)
30代。子どもは6歳。ウェブコンテンツ制作の会社員。中学時代にメガネ、高校生でソフトコンタクトレンズを使い始めた。現在は、2週間交換タイプ、メガネを併用。平日は1日モニターを見続けている。昨冬、ドライアイの診断を受け、目薬を処方された。

福山さん(以下、福山)
30代。妊娠7カ月。グラフィックデザイナー。中学生の時にスポーツをするためにソフトコンタクトレンズを使い始めた。現在は2週間交換タイプとメガネを併用。コンタクトレンズを装着して10時間以上モニターを見続けることも多く、目薬が手放せない。

奥左がシード営業企画部主任の荻野光明さん
奥左がシード営業企画部主任の荻野光明さん

日中はPC漬け、帰宅後もスマホが手放せないワーママライフ

日経DUAL編集部(以下、――) 皆さん、目にストレスを感じているということですが、どのような感じか教えていただけますか? 全員がコンタクトレンズユーザーということで、使用感も教えてください。

相場 仕事でPCを使いますが、それ以外にも、通勤中やランチのときにスマホでレシピや休日のことを調べたりしているので、画面を見ている時間は1日10時間以上になると思います。以前はメガネを併用していましたが、新調するのが面倒になったので、今は朝起きてから夜寝るまでほぼ1日中コンタクトレンズです。

福山 私はデザイナーという仕事柄、PCに向かう時間が長くて忙しいときは、1日に10時間以上モニターを見続けることもあります。そういうときは夕方になると目がショボショボするので、目薬でケアしています。
 目薬は、刺激のあるタイプと“うるおい・栄養”重視のタイプを、デスクに常備していて、気分によって使い分けています。

飯田 私もコンテンツ作成の仕事でPCを見ている時間が長いため、夕方になると目が本当に疲れますね。もともと、目が疲れるとゴロゴロしていたのですが、昨冬はピリピリして痛いというレベルにまでになってしまったんです。それで、眼科を受診したところ、ドライアイと診断されて、目薬を処方されました。

 私の場合は、目の疲れや体調だけでなく、気候も関係しているようで、空気が乾燥している季節は目の乾きを感じます。夏になって湿度が高くなると、ピリピリ感はなくなってきました。

福山 気候って確かに目のコンディションに関係しますよね。私も外出するときは排気ガスや乾燥した空気のせいか、目がゴロゴロすることがあるので、バッグにも目薬を入れています。

相場 私は目が乾きにくいほうみたいで、乾いてつらいということはないんです。目薬も使っていないのですが、眼科で検査を受けても問題があったことはないです。

福山 いいなぁ(笑)。

相場 でも、ここ数年、スマホを使うようになってからは目が疲れるなということは増えてきましたよ。会社帰りの電車でスマホを見るときにはボヤッとして見えにくいなということがあります。

―― 皆さん、1日仕事をしていて夕方になると、目に疲れを感じたり、スマホを見づらいと思っていらっしゃるのですね。ここでシード営業企画部の荻野光明さんにも加わっていただき、目が疲れる理由や現代人の抱える問題について聞いていきましょう。