冷凍食品といえば、共働き家庭の強い味方。今や、お弁当のおかずやチャーハン・おにぎりなどのごはんものだけでなく、パスタ、ラーメンなどの麺類、スイーツやフルーツに至るまで、ありとあらゆる商品がそろっています。忙しい共働きママ、パパにとってはとてもありがたい冷凍食品ですが、それだけが食卓に並ぶと、なんとなく味気なく感じることも。

もっと冷凍食品を上手に使いこなして、手を抜きながらも毎日の食生活を充実させたいというママやパパのために、「冷凍王子」としてTVや雑誌などで大活躍の冷凍生活アドバイザー・西川剛史さんの話を上下編でお送りします。上編に続く下編は、家庭で食材を冷凍する場合について。おいしく食べるために守るべき点や解凍のコツ、西川さんおすすめの下味解凍とそのレシピなどについて教えてもらいました。

大変な「週末の作り置き」より平日に1.5倍作ろう

 週末にまとめて作り置きするという家庭は少なくありません。そうすれば確かに平日の夕食作りはラクになりますが、貴重な休日をほぼそれだけで費やしてしまったという人もいるのではないでしょうか。

 西川剛史さんも、「その日食べるわけではないものを料理するのはなかなかモチベーションが上がらないもの」と語ります。そこで西川さんがおすすめするのが「平日の夕食を作るとき、余裕があるときはふだん作る量の1.5倍作って、残りを冷凍して作り置きにする」という方法です。

 「料理するとき、作る量が1.5倍になっても、かける手間はそれほど増えないと思います。これを何回か繰り返すことで、無理せずに作り置きが増えていきます。冷凍ストックがたまれば、料理をしなくていい日も増えるでしょう。週末に作りおきしていた時間も空くので、子どもと遊んだり出掛けたりする余裕が生まれるはずです。買い物の際、冷凍する分も考慮して購入するようにしましょう」

 一方、家庭で食材や調理したおかずを冷凍した際、食材が変色したり、味が落ちていたりするという悩みも、よく聞きます。西川さんは、「家庭での冷凍では、守るべき3原則があります」と力を込めます。

「冷凍王子」こと西川剛史さん