婚約中に利用、気軽に試せる

 実際にSeemを利用したことがある山下のぞみさん(仮名)に話を伺いました。

 「私と妹は年齢が離れています。以前母に聞いたところ、2人目がなかなかできず、実は父に原因があったそうなんです。そのため、不妊の原因は女性だけではなく男性の場合もある、ということをなんとなく知っていました」(山下さん)

 山下さんは薬学部出身で、もともとヘルステック(IT×ヘルスケア)に興味を持っていたため、ヘルステックの例としてSeemのことは知っていたそうです。

 「いつかは子どもが欲しいと思っていたので、婚約中に使ってみました。私がネット通販でSeemを購入し、『いつかは子ども欲しいよね。こんなのがあるけど使ってみない?』と婚約中の彼に差し出しました。パッケージもカジュアルで仰々しいものではないので、気軽にすすめることが出来ましたね。彼はSeemを知りませんでしたが、『面白そうだね!自分の精子を見る機会なんてないし、やってみよう』と気軽に応じてくれました」(山下さん)

 「判定が出るまでの約1分は少し緊張しましたが、いい結果が出てふたりでホッとしました。『自分の数値と下限の基準値との比較ができるのが良い』と言っていました」(山下さん)

 山下さんは、昨年結婚し、現在妊娠中。多くの人に「Seem」を利用して欲しいといいます。

 「私たち夫婦もSeemを使ったことで、ふたりで前向きに子づくりすることができました。夫に『病院に行ってきて』とはなかなか言いづらいけれど、アプリとキットだけで手軽に測定できるのがいいですね。妊活に取り組んでいる友人にも、気軽に勧めやすいです」

現在妊娠8カ月の山下さん。「使い方も簡単で、アプリ上で結果がすぐにわかるところがよかったです」
現在妊娠8カ月の山下さん。「使い方も簡単で、アプリ上で結果がすぐにわかるところがよかったです」

Seem利用者の声

取材・文/平野友紀子 撮影/木村輝、清水真帆呂

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