新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活は大きく変わりました。

ウィズコロナの今、おうちで過ごす時間が長くなっているご家庭も多いかと思います。仕事ではオンライン化が一気に進み、在宅勤務を取り入れる企業が多くなりました。夫婦そろって在宅ワーク、親がオンライン会議をする傍らで、子どもがオンライン授業を受けるなんてことも珍しくなくなっています。

なかなか外出もままならない週末も、おうちゴハン、おうちキャンプや家庭菜園、エクササイズ、映画観賞など、いろいろな楽しみ方があります。

おうちで過ごす時間が増えたことで、改めて「おうち時間」に注目が集まっています。新しい日常、ライフスタイルの変化に伴い、家族みんなが幸せ時間を共有し、それぞれが「したい暮らし」を実現するには、どんな工夫をするとよいのでしょうか。積水ハウス住生活研究所長の河崎由美子さんにお話を聞きました。

「ソトでしていたこと、楽しんでいたこと」を「ウチでもしやすく、もっと楽しく」

 コロナ禍の2020年5月、住生活研究所は「在宅中の家での過ごし方調査」を実施。調査では、在宅勤務を行っている人のうち86.4%が今後も在宅勤務を希望し、39.8%が家族のコミュニケーションが増えたと答えました。一方で、運動不足になった37.5%、自分の自由な時間が減る19.3%などの課題も見えてきました。

 河崎さんは「これからは、ワークとライフのバランスを取るというよりも、共存させる『ワークライフミックス』の時代です。そこでカギとなるのが、住まいのあり方です。アフターコロナ(ウィズコロナ)に対応するため、これまで『ソトでしていたこと、楽しんでいたこと』を『ウチでもしやすく、もっと楽しく』できる、新たなライフスタイルに対応できる空間作りを提案します」と話します。それでは具体的な生活シーンで見ていきましょう。

最大スパン7メートルの柱や壁のない大空間と高い耐震性を実現。LDKの役割を備えつつ、仕切るという概念から脱却した開放感のある広い空間に。天井高に達する大開口は、超高断熱サッシでZEHにも対応可能(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)
最大スパン7メートルの柱や壁のない大空間と高い耐震性を実現。LDKの役割を備えつつ、仕切るという概念から脱却した開放感のある広い空間に。天井高に達する大開口は、超高断熱サッシでZEHにも対応可能(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)

■ファミリー スイート おうちプレミアム