2階も大空間に
ゆるく仕切ることでプライベートなスペースも確保

 「1階のLDK空間だけでなく、子ども部屋や寝室を配置することの多い2階も、仕切りのない大空間にしては」と河崎さん。「移動式の家具を使えば、子どもスペースやワークスペース、趣味のコーナーなどをフレキシブルに使えます」

 一緒にいる時間が長くなる暮らしでは、家族それぞれが自分だけの時間を持つことも大切です。2階の大きな空間をゆるく仕切ることでプライベートな空間も確保でき、「おうち時間」をより充実させられそうです。

2階も最大幅10メートルの大空間が可能に。主寝室や子ども部屋などの個室を設けるのではなく、仕切りのない大空間に。中央に可動間仕切り収納を配置するなど、子どもが小さいうちはゆるく仕切って利用し、思春期には個室を設けるなど、自由度の高い可変性が魅力(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)
2階も最大幅10メートルの大空間が可能に。主寝室や子ども部屋などの個室を設けるのではなく、仕切りのない大空間に。中央に可動間仕切り収納を配置するなど、子どもが小さいうちはゆるく仕切って利用し、思春期には個室を設けるなど、自由度の高い可変性が魅力(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)

「かぞく寝室」
川の字でゆったり眠れる広めの寝室を。寝る前のひとときの時間も豊かに

 住生活研究所の調査によると、末子が未就学の家族の約7割が、夫婦と子どもが一緒に寝ています。日本のリアルライフでは、家族みんなが同じ部屋で寝ることも多いのです。それなのに、寝室は夫婦のベッドを置くのがギリギリというご家庭が多いのではないでしょうか。

 そこで、河崎さんは「かぞく寝室」を提案します。そこには家族が一緒に寝るために必要な寝室の広さや間口を確保。「2階の大空間を利用すれば実現が可能です。寝室の幅を最低4メートルとると、夫婦のベッドとベビーベッドをL字型に配置できます。赤ちゃんの挟まり事故も防げて安全です。ベビーベッドを卒業したら、家族で川の字で寝る。子どもが1人で寝るようになったら、家具やカーテンで子どもスペースを仕切ると個室感が出せます」

ベビーベッドを安全に設置することができる「かぞく寝室」。寝室の幅を、最低4mは確保。広い寝室は、夫婦のベッドとベビーベッドをL字に配置することができ、赤ちゃんの挟まり事故を防ぎます(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)
ベビーベッドを安全に設置することができる「かぞく寝室」。寝室の幅を、最低4mは確保。広い寝室は、夫婦のベッドとベビーベッドをL字に配置することができ、赤ちゃんの挟まり事故を防ぎます(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)

 家族のあたり前の日常の心地よさを高めてくれる「かぞく寝室」。「そこで絵本を読んだり、おしゃべりをしたりする寝る前のひとときは、家族の『幸せ』を感じる貴重な時間になるでしょう」

ウィズコロナ・アフターコロナ時代の住まいづくり
おうちにいながら相談できるサービスを提供

 ウィズコロナの暮らしはまだ続きそうです。家づくりに興味はあるけれど、今はハウスメーカーに相談に行くのも難しいと思う人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。積水ハウスでは、おうちにいながら、電話やWEB会議を使って、住まいづくりを気軽にご相談いただけるサービス「おうちで住まいづくり」を提供。これからの新しい住まいづくりのカタチとして、お客様のライフスタイルに合わせて、さまざまな打合せスタイルを用意。相談費用は無料。子育てが忙しく展示場に足を運べないなど、さまざまな悩みをお持ちの方必見です。

 さらに、お客様の「私だけの間取りづくり」をサポートするため、ご自身でプランを作成して、360 度ビューのVR の作成依頼も可能なWEB ツール「おうちで幸せプランニング」サービスも開始。ベースとなる4つのモデルプランに自由に空間パーツや家具をレイアウトできます。保存した間取りは専用URLで家族や友人とシェアすることも可能です。

 仕事や育児で忙しい合間にも外出せずに住まいづくりが進められ、離れている家族とも一緒に打ち合わせができるサービスは、ウィズコロナの時代にぴったりです。家族との時間をより「幸せ」に過ごすために、理想の住まいを描いてみてはいかがでしょうか。

「おうちで住まいづくり」

おうちにいながら、電話やWEB会議を使って、住まいづくりを相談できます。

■おうちで住まいづくり

「おうちで幸せプランニング」

「ファミリー スイート おうちプレミアム」の3つのモデルプランに自由に家具やキッチンをレイアウトでき、レイアウトしたプランのVR体験もできます。

■おうちで幸せプランニング

■ファミリー スイート おうちプレミアム

取材・文/福本千秋