在宅ワーク
集中できる場所は人それぞれ。大きな空間の一角に、スペースを

 在宅勤務の最大のメリットといえるのが、通勤時間がないことでしょう。その分の時間を、家事や育児、プライベートに充てられ、在宅勤務制度は共働きのライフスタイルに合った働き方といえるのではないでしょうか。しかし、自宅では集中できない、オンラインでの打ち合わせがしにくい、夫婦同時に在宅ワークをする場所がないといった悩みもあるようです。

 河崎さんは「仕事に集中しやすい場所は人それぞれです。家の真ん中で家族の気配を感じながらのほうが集中できる人もいれば、独立した個室を好む人もいます。また、子どもが家にいるときは子どもの傍で仕事をしたい、オンライン会議の時は家族から離れた部屋で行いたいというように、状況に応じて場所を変えたいこともあるでしょう」と話します。

 在宅ワークをするにあたり、環境を整えることは重要なことですが、ポイントになるのは、集中でき効率よく仕事ができるスペースを確保することです。河崎さんは、従来のLDKスペースをリビング、ダイニングというように分けて考えるのではなく、仕切りのない大空間を提案します。

 「例えば、ひとつながりの大きな空間の一角に2人で並んで使えるカウンターデスクを設置すれば、日中は大人の在宅ワークに、夜は子どもの学習用に、と家族でシェアして使えます。もっと個室感が欲しい場合は、間仕切り家具を置き、その反対側をデスクにするという方法も。家族から少し離れて集中できると同時に、子どもの様子を見守ることもできます。疲れてきたら、ソファで休憩を取ったり、気分転換に家事をしたりすることも可能です」

子育てファミリーなら、家族や子どもを見守りながら。個室感があって集中しやすく、家族の気配も感じられる(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)
子育てファミリーなら、家族や子どもを見守りながら。個室感があって集中しやすく、家族の気配も感じられる(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)
ひとつながりの大きな空間につながる場所に設置したカウンターデスク。複数人で使えるので、夫婦そろっての在宅ワークや、子どものオンライン授業があるときに役立つ(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)
ひとつながりの大きな空間につながる場所に設置したカウンターデスク。複数人で使えるので、夫婦そろっての在宅ワークや、子どものオンライン授業があるときに役立つ(「ファミリー スイート おうちプレミアム」のプラン例)

 「仕事とプライベートのオン・オフを切り替えたいときや、オンライン会議などで独立性の高いスペースで仕事をしたいときは、寝室や子ども部屋を使うと良いでしょう。家族で映画などを楽しむ機会が多いなら、防音性の高いシアタールームをつくり、普段はワークスペースとして活用するのもよいですね」。ワークスペースとして複数の場所をつくっておくことが、在宅ワークをより快適にするコツのようです。

■ファミリー スイート おうちプレミアム