生活環境が大きく変化する中、日々のストレスに負けず、健康で元気に過ごすために、改めて感じる毎日の食事の大切さ。その中で、なぜ野菜をたくさんとる必要があるのでしょうか。栄養バランスのとれた食卓に欠かせない野菜を、もっと好きになってほしい―。「食と健康の課題解決」に取り組んでいる味の素から、野菜のこと、そしておいしく、たくさん食べられる調理の工夫をご紹介します!

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 厚生労働省の「健康日本21」は、健康な生活を維持するための目標の一つとして、1日350g以上の野菜摂取を掲げています。これは、野菜を食べることでビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を摂取することに加えて、一緒に食べる他の食品でも栄養素のバランスをとることを加味した目標です。さらに、野菜をとり続けることで日本人の疾病負担が低減するという、最新の調査結果も発表されました※1

 しかし、野菜を十分にとれていると思う人は少なく、日本人の平均野菜摂取量は280.5gと、1日に必要な摂取量に約70g足りていないようです※2。手軽に、必要な量の野菜をとる方法ってないのでしょうか?

 大丈夫、少し調理の手を加えれば、野菜不足を解消できます!

 野菜は加熱調理することでかさが減り、たくさん食べることができます。例えばキャベツ。汁物やホットプレートの活用など調理を工夫すれば、1個買っても余らせることなく使い切れます。栄養面でも、脂溶性ビタミンなどは、調理をして油と一緒にとることで吸収率がアップ。肉や牛乳に含まれるたんぱく質やミネラルも、野菜と組み合わせれば吸収や働きが向上するなど、「調理」にはメリットがいっぱいあるのです。さらに、うま味調味料を使えば減塩も簡単! よりおいしくヘルシーに、野菜をたっぷり食べられます。

「うま味」とは

5つの基本味の1つで、昆布やトマトに含まれるアミノ酸(グルタミン酸)のこと。うま味を利かせると、塩分を控えてもおいしく感じられます。また野菜の苦味や青臭さが抑えられて食べやすくなるというメリットも。家族の健康のために、もっとうま味を活用して減塩&野菜たっぷりの食卓を!

キャベツ1/4を使い切る調理方法

 キャベツの栄養と特徴 

余ってしまう野菜の代表格、キャベツ。胃や十二指腸の健康に良いといわれる水溶性ビタミン様物質のキャベジンを含有。外葉や芯の周りにはビタミンCが豊富で、特に外葉はカロテンも含まれるのでみじん切りで具にしたり、スープで煮るなど、しっかり使い切りたい。

みそ汁やスープの具に
『味の素KKコンソメ』や『ほんだし®』と一緒にさっと煮るだけ。流出しやすい水溶性ビタミンごと、一度にたっぷり食べられます。


常備菜にもなるマリネに
余ったときは、ちぎってオリーブ油や『味の素KKコンソメ』顆粒タイプなどと一緒にビニール袋に入れてモミモミ。包丁いらずで子どもでも簡単。


家族で楽しくホットプレート調理に
豚ひき肉、ガーリックライスと野菜で作ったタコライス。家族でホットプレートを囲むと、4分の1個なんてペロリ!

※1 参考文献:BMC Public Health volume 21, Article number: 770(2021)
※2 出所:厚生労働省 令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要

パパもできる! みんな大好き「回鍋肉(ホイコーロウ)
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