夏休みにおすすめ!PC操作スキルの習得に最適なキャンペーン

 PC操作の基本となるのは、キーボードでのローマ字入力です。「学校でタイピングをする際、1分間に20~25文字打てると問題ない」と梅田さんはいいます。

 「45分間の学校の授業でA4の紙1枚分でレポートをまとめるとなると、45分で1000文字打つ換算になります。計算すると、1分間で20~25文字。一方、いまの小学生の入力速度は1分間で5.9文字、中学生でも15.6文字です」

 そこで、ゲーム感覚で楽しみながらキーボード入力スキルを学ぶことができるのが「キーボードマスターキャンペーン」。毎年、全国約18万人の小学生が、学校で挑戦する全国小学生キーボード検定サイト「キーボード島アドベンチャー」が、夏休み限定で特別に家庭でも体験できます。

 「これは長年、学校現場で活用されているもので、レベルとしては全部で30級あります。最初の30級は、1分間で10文字程度のスピードで入力できればクリアできます。だんだんレベルが高くなっていき、1級まで進んだ子どもを対象に全国ランキングも公開。1級合格者やキャンペーン参加者には、プログラミングに役立つ教材がもらえるチャンスもあります」

 一方、ファイルのコピーや保存といった操作の習得におすすめなのが、「学研キッズネット」の人気特集で、国内最大級の夏休み自由研究サイト「夏休み!自由研究プロジェクト」と共同開催する「パソコン×自由研究 コンテスト2019」。

 「PCで自由研究のレポートを作ることを通して、ファイル操作を自然と身につけてもらえるようになっています。パワーポイントのテンプレートがあるので、時間をかけずに手軽に作成できます。優秀作品やコンテスト参加者には豪華賞品を用意しています」

 「子どもにPCを利用させるとなると、有害サイトにアクセスしてしまうのではないか、ゲームに課金してしまうかも、長時間利用で目が悪くなるのではないか、と不安になるかもしれません。PCに夢中になり、外で遊ばなくなってしまうのでは、と心配する方もいるでしょう。その点、Windows 10 搭載のPCの場合、ファミリー機能が使えます。設定も簡単で、有害サイトへのアクセス制限や、使えるアプリとゲームの制限も可能。また、PCを使用できる時間帯と1日の最大使用時間数も設定できるので、親がいないときでも安心です。子どもの利用状況をレポートしてくれる機能もあります」

 「最近では、子ども用に値段が手頃なPCも登場しています。時間が取れる夏休みに、まずは親子で楽しみながらPCにふれてみることをおすすめします」

「キーボードマスターキャンペーン」開催概要
期間:2019年6月21日(金)~8月31日(土)まで
参加方法:キャンペーンページより、IDとパスワードを申請・発行し、本企画専用の「キーボー島アドベンチャー」サイトにて、IDとパスワードを入力して参加
■キャンペーンページ
■本企画専用「キーボー島アドベンチャー」サイト

「パソコン×自由研究 コンテスト2019」開催概要
期間:2019年7月20日(土)~9月8日(日)まで
参加方法:コンテストページよりデータ送付or郵送での送付
■コンテストページ

文/平野由紀子 写真/木村輝