今、Technology(テクノロジー)でEducation(教育)の領域に様々なイノベーションを起こす「EdTech」が、世界中で注目されています。日本の教育現場もコロナ禍に後押しされるようにICT化が進み、家庭でも、デジタル学習は見過ごせない状況。そこで、多くの子育て世代が抱える悩みを明らかにしつつ、はじめてのデジタル学習に役立つ教材を紹介します。

夏休みに取り入れたいけれど……。悩ましいデジタル学習キット選び

 今、学校教育の現場ではICT化が急ピッチで進められていますが、家庭学習におけるデジタルの取り入れ方については、まだまだ悩みを抱えている親が少なくないようです。夏休みを前に、はじめてのデジタル学習キット「Osmo(オズモ)」が実施したアンケートから、そんな親の実態が見えてきました。

出所:「子どものデジタル学習に関するアンケート調査」。4歳から12歳(小学校6年生)までの子どもを持つ全国25歳から69歳の男女を対象にインターネットを使って行ったアンケート調査。実施期間:2021年6月3日〜6月7日。「はじめてのデジタル学習キットOsmo(オズモ)」調べ
出所:「子どものデジタル学習に関するアンケート調査」。4歳から12歳(小学校6年生)までの子どもを持つ全国25歳から69歳の男女を対象にインターネットを使って行ったアンケート調査。実施期間:2021年6月3日〜6月7日。「はじめてのデジタル学習キットOsmo(オズモ)」調べ

 4歳から12歳(小学校6年生)までの子を持つ親を対象に「子どものデジタル学習に関するアンケート」を行ったところ、「デジタル機器での学習は必要」と答えた人は60%以上。同じアンケートで70%以上の子どもが自宅でデジタル機器を使用していることが分かりました。ただ、その用途としては、ゲームや動画視聴がメインのようです。

 そんな中で、43.8%が「デジタル機器での学習を始めさせたい」と考えているものの、38.3%が「どのように始めたらよいかわからない」と答えていることから、「家庭でのデジタル学習に必要性を感じながらも、始め方や教材の選び方には迷いや戸惑いを感じている……」という悩める親の姿が見えてきます。

出所:「子どものデジタル学習に関するアンケート調査」
出所:「子どものデジタル学習に関するアンケート調査」

 一方で、「子どもが自宅でタブレットを使用した学習をしている」人の65%以上が、「もっと学習で活用させたい」と回答。すでに家庭学習にデジタルを取り入れている人は、デジタル学習に前向きかつ意欲的なようです。

出所:「子どものデジタル学習に関するアンケート調査」
出所:「子どものデジタル学習に関するアンケート調査」

 ちなみに、「子どもが自宅でデジタル機器を使って学習している」人に聞いたデジタル学習の良さは、「楽しく取り組んでくれる」「時間を選ばずにできる」「子どもが一人で学んでくれる」でした。

 もうすぐ夏休み。おうち時間の過ごし方にお悩みなら、この機会にデジタル学習を取り入れてみてはいかがでしょうか。注目は、EdTech先進国アメリカシリコンバレー発のはじめてのデジタル学習キット「Osmo(オズモ)」。世界42カ国以上で愛され、2020年に日本上陸したオズモの魅力を、次ページより紹介します。