親の仕事と勉強フォローの負担がのしかかる

Kさん 私はフリーランスなので、午前中は学校から出された子どもの宿題をフォローし、午後から仕事をするようにしていました。ただ、やはり締め切りは待ったなしでやってきますので、ギリギリ進行でしたね。息子が今6年生で、中学受験のための塾に通っているので、午後には週3回のオンライン授業、それ以外の日もオンラインの自習時間があり、なんとか回せていたようなものです。

Fさん 学校の宿題は、ゴールデンウィーク明けから一気に増えましたね。1日のスケジュールやカリキュラムまで決められていて、例えば「2年生は9時からEテレを見て、その内容をもとにこの課題をやりなさい」といったものまでありました。

 先生たちもいろいろと考えてくれたのだと思いますが、各家庭にテレビが1台、子どもが複数人いるというシチュエーションでは、子どもたちがずーっとテレビを見続けてしまいます。そんなこんなで私も介入せざるを得ず、午前中は仕事になりませんでした。幸い私もフリーランスで比較的時間の自由度が高く、Kさん同様、仕事時間を調整できたのはラッキーでした。午後のわずかな時間に仕事を詰め込んでいましたね。

ネットを使ってできること、できないこと

――オンライン授業はすぐに始まりましたか?

Fさん 都内の中高一貫校に通っている長女の学校では、2月から独自のカリキュラムに沿ったオンライン授業が始まりました。当時はまだ、私立でもオンライン授業を始めている学校は多くなかったので、かなり早い対応だったと思います。

Sさん うちは子どもたちが公立小に通っていて、オンライン授業などはありませんでしたが、塾のオンライン授業が5月からスタートしました。とはいえ、家族みんながオンラインになるのも大変ですよね。一人部屋じゃないと音声が聞き取りにくいですし、子どもたちのオンライン授業と親のテレビ会議の時間が重なると、限られたデバイスを誰が使うのかという問題もあります。

 うちはたまたま、夫が単身赴任中ですが、夫婦でリモートワーク中の人は、車の中でオンライン会議をしたなんて話も聞きました。オンライン授業の課題もいろいろと見えてきましたよね。