これからの教育は、従来の知識重視型から、思考力や表現力が問われるように大きく変わっていきます。そんな中、思考力や表現力を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか。今、仕事でも使うことが多い付箋を、小学生でも活用できる方法を紹介します。

2020年度から大学入試問題はこう変わる

 2020年度から始まる大学入試改革にともない、これからの教育が大きく変わると言われています。詳しい内容は、文部科学省のホームページなどでも説明されていますが、ざっくり言うと従来の知識重視型の入試から、思考力や表現力が問われる入試に変わります。

 東京と京都で小中高生を対象に「勉強のやり方」を教えている学習塾プラスティー代表の清水章弘さんは、自身も中高時代に付箋を活用して勉強をし、現役で東大に進学しました。現在は学習塾の経営と全国各地で教育アドバイザーをしています。

 「2020年度から大学入試センター試験に変わって、大学入学共通テストが実施されます。共通テストの大きな特徴は、全教科において記述式が出題されること。また、会話文や複数のテキストを読み取る問題が増え、時間内に素早く解く情報処理能力も求められます。さらに教科や科目の枠を超えた内容や、時事問題など日常をテーマにしたものが出題されると見られます」

 「従来の入試は各教科の知識をまんべんなく覚えることが重視されていましたが、新しい入試では、物事を論理的に考え、自分の言葉で表現する力が求められるようになります。つまり、アウトプット中心の入試になります。ならばインプットは減るのかというと、残念ながらそうではありません。なぜなら物事を考えるときには、そのもととなる知識がなければできないからです」

 「インプットの学習が減るわけではないのに、アウトプットの学習にも時間を割かなければならない。受験生にとってはやるべきことが増えるということです。大変ですよね。だからこそ、今ここで勉強のやり方を見直す必要があるのです」

 その勉強のやり方を見直し、学習を手助けするツールとして清水さんは付箋紙を勧めます。具体的にどのように使えばよいのでしょうか?

付箋はただの「しおり」じゃない
付箋はただの「しおり」じゃない

次ページから読める内容

  • インプットは効率化・アウトプットは習慣化
  • 思考の整理を助ける付箋はどんな世代にも活用できる

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