近くにいる人ほど伝わらない。けれど、大切なことがある

 「私たちはこの実験を通して、『近くにいるほど伝わらない、大切なことがある』というギャップを改めて感じました」と廣岡さんは話します。

 いつも身近にいる家族は何でも分かってくれていると思いがち。子育てに、仕事に、家事にと多忙な共働きだとなおさら、言葉を省略してしまうことが多くなります。「以心伝心」というのは実際には難しいのでしょう。

 実験を経て、廣岡さんはこのように話します。「先ほど紹介した向井夫妻を含め、実験に参加されたご夫妻は、年齢層も洗濯をする人もバラバラでしたが、感謝の気持ちについてのギャップがあるところは共通でした。そして、もうひとつ共通していたのが、相手をリスペクトして感謝を伝えると、夫婦の間に幸せな空気感が生まれたことです」

 日々の家事は目立たないけれど、確実に家族の快適や健康、幸せにつながります。もしあなたが洗濯をしてもらうことが多いほうだったら、まずは感謝の気持ちを伝えてみませんか?そんなさりげない心がけが、相手も自分もハッピーにしてくれるのではないでしょうか?

 LIONサンキューボトルプロジェクトのサイトには、上記の向井夫婦の動画以外に、普段洗濯を担当している夫に妻がボトルを渡す谷村夫婦や、専業主婦の妻に夫がボトルを渡す小貫夫婦の動画を掲載しています。家事の分担ですれ違いを感じているパパママは、ぜひ一度御覧ください。きっと、今よりもっと幸せになれるヒントを見つけられるはずです。

(取材・文/福本千秋 撮影/木村輝)

サンキューボトルプロジェクトの動画はこちら

Amazonギフト券500円分が200名様に当たるアンケートを実施しています!

記事をお読みいただいた方は、ぜひアンケートにお答えください!ご回答くださった方の中から抽選で200名様に、Amazonギフト券500円分を差し上げます!。5分程度での回答が可能ですので、ママ・パパの皆さま、ぜひご協力ください。ご回答をお待ちしています!

アンケートの回答はこちらから
家事分担の「すれ違い」を解消する方法とは?