運動神経の上にすべてが成り立つ

 運動機能は、あらゆる能力に関係していることをご存じでしょうか。幼児期の運動は体を鍛えるだけでなく脳への影響も大きいといいます。

「例えば、ピアノが上手に弾ける、整ったきれいな字が書ける、塗り絵をはみ出さずに塗れるというのも、全部運動神経によるものです。自分の体を意のままに、筋肉をどれだけ繊細にコントロールできるかということなので、勉強もすべて運動の上に成り立っています」

 また、脳で一番重要ともいえるのは「予測して対処」する機能ですが、幼少期のボール競技はその獲得を後押ししてくれると池谷さんはいいます。ボールの放物線やバウンドの動きをイメージして、先回りしながらキャッチするなどの運動は、「予測して対応する」練習になり、瞬発力や瞬時の判断力が養われるのです。縄の動きを想像しながら跳ぶ縄跳びなどもおすすめだそうです。

 脳の研究で、幼児期の教育や運動、そして大人の接し方が、後々のさまざまな能力に影響を与えることがわかりました。むろん子どもの旺盛な好奇心に親だけで常に応えていくのは難しいところでしょう。そんな場合には、幼児教育の専門家である幼児園などを頼るのも1つの方法です。幼児期の子どもの成長を知り尽くした専門家であれば、預けている間も子どもは多くの体験を通して、確実に成長してくれるはずです。

「自分力」を育てるバイリンガル幼児園という選択肢

 先の見えない時代の中で将来役立つものは、その子自身が自分らしく輝ける「自分力」です。「自分力」とは、自分で考え、自分で決めて、果敢に道を切り拓いていく力のこと。そんな自らを信じて行動し、社会で自分が輝く場所をつくり出せる「自分力で生きる人」を育てることを使命とした幼児園が、バイリンガル幼児園「キッズデュオインターナショナル(Kids Duo International=KDI)」です。

キッズデュオインターナショナルでは、英語教育を通して『真の国際人』としての素地を育むことを目指しています(写真提供:キッズデュオインターナショナル)
キッズデュオインターナショナルでは、英語教育を通して『真の国際人』としての素地を育むことを目指しています(写真提供:キッズデュオインターナショナル)

 キッズデュオインターナショナルは、2歳から6歳までを対象とし、成長に合わせた幼児教育と保育が融合したまったく新しい教育機関。やる気スイッチグループの教育ノウハウを生かした、心身の発育・発達が著しい幼児期に理想的とされる教育環境を実現しており、成長の著しい2歳児は月齢別に対応するなど、きめ細かなカリキュラムも特長です。

「子どもたちの才能がもっとも伸び、脳神経がもっとも発達するといわれるこの時期はどれだけバランスよく刺激を受けるかによって脳の発達が大きく変わるため、子どもたち一人ひとりの個性を大切に、バイリンガル教育(英語・日本語)、知能教育、運動指導、ライフスキル教育などの体験を通じて、認知能力と非認知能力をバランスよく養う教育を行っています」(キッズデュオインターナショナル)

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