子どもの世界が広がるのに伴い、子どもの人間関係についての悩みも出てきます。未就学児、低学年、高学年と、子どもの年齢によって、親の関わり方は異なります。過去に掲載した人気記事の中から、子の友人関係に関するおすすめ記事を厳選しました。ぜひ参考にしてください。(会社名、肩書、子どもの年齢等の情報は掲載日当日時点のものです。あらかじめご了承ください)

【未就学児】子ども同士のトラブル/相手にケガをさせた!

子どもが友達にケガをさせた! 親の対応の正解は?(2021年2月10日)


園で集団生活を送っていると、子どもが友達とケンカをし、時にはケガをさせてしまうこともあるでしょう。親はどのような場合に出ていって、相手の子の親に謝るべきなのでしょう? 子のトラブルで悩み、謝った経験のある親が集まり、子どもが友達に手を上げてしまったときに何を思い、トラブル時にどう対応してきたのかについて語り合いました。40年以上にわたり子どもたちを見守ってきた保育施設代表の柴田愛子さんのアドバイスが参考になります。


いじめっ子にもいじめられっ子にもなってほしくない(2019年11月27日)


すぐ手が出てしまう、仲間外れにされている、お友達に悪口を言われて登園拒否になってしまった……。保育園や幼稚園で子ども同士のトラブルが起こった場合、親はどう対応すればいいのか、幼児教育を通して数多くの家庭をコンサルティングしてきたチャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美さんに聞きました。

【低学年】「友達」の存在の意味/人間関係に強くなるには

仲間外れ、押した押された…低学年友達トラブルどう解決(2021年1月18日)


悪口を言った、言われた、たたいた、たたかれた……。小学校低学年の子どもを持つ親なら、子どもと友達の間で起こる、このようなトラブルを経験したことがあるかもしれません。そもそも低学年の子どもの発育にとって、「友達」の存在はどのような意味があるのでしょう。また、トラブルが生じたとき、どのように解決すればいいのでしょうか。東京学芸大学教育学部の教授で、スクールカウンセラーでもある松尾直博さんに聞きました。


低学年の友人関係 突然「先に帰れ」と言われたら(2020年1月15日)


子どもが急に学校に行くのを嫌がるようになった場合、もしかしたら友達との関係が変化し、子どもの心に影を落としているのかもしれません。友達が発した何気ないひと言がつらく感じられたり、遊びの中でのささいな意地悪にひどく傷つけられたり……。子どもの異変を感じたら、親はどうすればいいのでしょうか。臨床心理士の掛井一徳さんに聞きました。


人間関係に強くなる 子どもの「回復力」の育て方(2019年2月27日)


友達と上手に付き合う力=「友達力」を身に付けるために、家庭でできること、親が心掛けるべきことは何かについて、19年間の小学校教諭経験があり、多数の著書がある上越教育大学教授の赤坂真二さんに聞きました。友達とうまく付き合えるようになるために、挨拶や言葉遣いなどの基本習慣、特にパパが心掛けるべきこと、子どもを守るための先生との関係の築き方、自分を傷つける友達からの上手な「逃げ方」などについて教えてもらいます。


学童の役割は?「行きたくない」に親はどう対応?(2020年6月22日)


共働き家庭の子どもにとって大事な生活の場の一つである学童保育。けれども子どもたちはいつも「学童へ行きたい」日ばかりとは限りません。わが子が「行きたくない」と言ったとき、親はどのように対応すればいいのでしょう。民間学童「CFAKids」の中山勇魚さんに、学童の役割や、「行きたくない」への対応、親ができることなどについてお話を聞きました。

【高学年】思春期の友人関係の悩み/同調圧力どう考える?

友達関係の悩み 親にできるのは「安全基地」づくり(2018年11月30日)


思春期にさしかかった子どもは、学校では、周りと自分との違いに敏感になり、時には劣等感を抱くなど複雑な内面を抱えながら過ごしています。友達関係でうまくいかないこともあるかもしれませんが、かといって「何か悩みはある?」と聞いて素直に答えてくれる年ごろではありません。親としては、どのようなスタンスでわが子を見守ればいいのでしょうか。チャイルドファミリーコンサルタントのやまがたてるえさんは「子どもの世界に触れる」がキーワードになると話します。


周囲から浮くのはかわいそう? 親の考え方と対策は(2021年1月29日)


同調圧力が強まる高学年。もしも、わが子に友達がいなくて周囲から浮いていたらどうしますか? 今回は、「一人でいること=かわいそうではない。親には別にやることがある」と語る専門家に、親が気にすべきこと、気にしないでいいこと、子のためにとるべき対応について聞きました。


友達にノーと言える?前提を知れば「上手に断れる子に」(2020年10月30日)


高学年になると、相手の気持ちが分かったり、同調圧力を感じたり、様々な理由で低学年の頃のように単純に「断る」という行動が難しくなります。「上手に断れないのは性格のせいではありません」と説明する法政大学大学院人文科学研究科教授の渡辺弥生さんに、自分の本心を大事にして、上手に断れる子になるために、親ができることなどについて聞きました。


わが子が「いじめっ子・傍観者」にならないために(2019年3月8日)


小学校高学年になると、子どもは子ども同士の世界が出来上がっていくもの。もしわが子が、親が気づかぬうちにいじめの加害者になっていたら……。そんな不安を抱えたことはありませんか? わが子をいじめっ子にしないために、どのような家庭教育をすればいいのでしょうか。全国webカウンセリング協議会の理事長・安川雅史さんに話を聞きました。


イメージ写真/PIXTA