PM2.5や有害ガスなど4種類に判別し、すぐに清浄

LCDディスプレイで空気の汚れをリアルタイムに確認できる
LCDディスプレイで空気の汚れをリアルタイムに確認できる

 注目したいのは、やはり空気清浄機能。これまで我が家にあった年季の入った四角い空気清浄機とは全く見た目が異なるスマートな外観に一瞬不安を覚えたが、電源を入れると高性能センサーが稼働。このセンサーが12秒間ごとに空気中の汚れを4種類の物質別に感知して、本体搭載の液晶ディスプレイで原因物質や空気清浄状況をリアルタイムでお知らせしてくれるのだ。

 4種類とは、PM2.5、花粉などの粒子サイズのPM10、排気ガスや調理中に発生するガスなどに含まれているNO2(二酸化窒素)、そしてヘアスプレーや室内用塗料などに含まれるVOC(揮発性有機化合物)などの有害ガス。専用アプリでも確認することができ、ずっと気になっていたPM2.5や花粉、排気ガスなど空気の汚れは目に見えないことでさらに不安だったため、これは釘付けになって1日に何度も確認してしまった。

 気になるフィルター性能も一切妥協していない。密閉生の高いグラスHEPAフィルターが、PM0.1レベルの微細な粒子まで99.95%除去する一方で※、ずしりと重い活性炭フィルターがニオイを除去してくれるという2種類のフィルターを内蔵。気密性が高く、汚れた空気を確実に製品内に閉じ込め、きれいな空気しか出さないのだ。

※欧州規格EN1822に準拠し第三者機関IBR(米国)が2017年11月に実施した、0.1μmの粒子を使い最大風量にて行ったフィルター試験結果。

 しかも特許技術のAir MultiplierTMテクノロジーと350度首振り機能で、清浄された空気をより遠くまで送り届け、部屋の隅々まで徹底的に清浄。パワフルな気流を作り、45度、90度、180度、350度と首振り設定もできるので、どんな間取りでも1台でリビングの隅々まできれいな空気を送ってくれる。

本体の液晶ディスプレイで表示できる情報。上段左からPM10のレベル、PM2.5のレベル、NO2(二酸化窒素)レベル、下段左からVOC(揮発性有機化合物)レベル、温度、フィルター寿命のお知らせ
本体の液晶ディスプレイで表示できる情報。上段左からPM10のレベル、PM2.5のレベル、NO2(二酸化窒素)レベル、下段左からVOC(揮発性有機化合物)レベル、温度、フィルター寿命のお知らせ