新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために外出自粛が続いているなか、小学生のいる家庭では、長らく学校に行けないことで生じる生活リズムの崩れや学習の遅れが大きな心配事でしょう。日経xwomanアンバサダーの3人にオンラインで集まってもらい、それぞれが抱える悩みや思い、日々どう対処しているかなどについて語ってもらいました。

西畑敦子さん
プロパーソナルスタイリスト(ファッションレスキュー)。東京都在住。子どもは中2の長男と小3の次男。子どもたちの生活リズムの乱れが気になる。

伊織あかりさん
育児カウンセラー/タレント文化人。千葉県在住。大学生の長男、中1の長女、小4の次男がいる。子どもたちの運動不足と食費アップが目下の悩み。

スクタリウともこさん
親子英語教室、ルーマニア料理教室を主宰。東京都在住。子どもは小5の長男と小2の長女。息子の学習面のサポートに苦心。

ストレスからきょうだいゲンカが絶えない

―― 小学校の休校が延長になって、お子さんたちは家でどんなふうに過ごしていますか?

西畑敦子さん(以下・敬称略) うちには中2と小3の息子がおりまして、家の中でストレスがたまるのか、ちょこちょこときょうだいゲンカが勃発したり、ついゲームやテレビの時間が増えたりしています。学校がないので夜寝るのも普段よりだいぶ遅くなりがちで、夜11時のときもあります。朝も8、9時ぐらいにようやく起きるので、生活リズムが乱れています。

伊織あかりさん(以下、敬称略) 分かります。学校がないと崩れてしまいますよね。今、朝の9時ですが、中1の娘はまだ起きてきません……。うちはほかに小4の息子と23歳になる大学生の息子がいて、年が離れているお兄ちゃんが弟の面倒を見てくれるので、かなり助けられています。ただ、みんな家にこもりっきりで運動不足が深刻です。

スクタリウともこさん(以下、敬称略) 本当に体動かしたいですよね。でも、きょうだい仲がいいのはうらやましい! わが家の小2の娘と小5の息子はしょっちゅうケンカが絶えません。息子はADHD(注意欠如・多動性障害)の傾向があって言葉でうまく言い返せないこともあるのか、つい手が出てしまいます。うちも放っておくとゲームばっかりになって、生活リズムもダダ崩れになってしまうので、通学時と同じように朝7時半までに起こして、夜は強制的に電気を消して夜9時半までに寝させるようにしています。

―― お子さんたちの勉強面はどうしていますか? 心配な点はありますか?

写真はイメージ
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