夏季のドライな路面、雨に濡れたウエットな路面から、冬季の浅雪路面まで走行可能な「オールシーズンタイヤ」。タイヤ交換の手間いらずで、1年を通じて使える経済的な点も、子どもの送迎などで車をよく利用する忙しい共働き家庭にとってうれしいメリットです。今回は読者モニターと家計管理に詳しいお金のプロに実際に試してもらい、リアルな声からオールシーズンタイヤの性能、経済的メリットを探っていきます。

オールシーズンタイヤなら、1年を通じて安定した走行が実現する!

 オールシーズンタイヤとは、夏タイヤと冬タイヤの性能を併せ持つ全天候型タイヤのこと。日本で初めてオールシーズンタイヤを紹介し、開発では100年超の歴史を持つ日本グッドイヤーでは、乗用車向けの「Vector 4Seasons Hybrid(ベクター フォーシーズンズ)」とSUV用の「Assurance WeatherReady(アシュアランス ウェザーレディ)」をラインアップ。幅広いドライバー層に高い支持を得ている。

 オールシーズンタイヤのメリットは大きく4つが挙げられる。

 1つ目が、突然の降雪時でも安心して運転できる雪上性能を持つこと。日本グッドイヤーの2商品は、雪道に対応している「MUD+SNOW」(マッド&スノー)マーク表記に加え、世界的な第三者機関が寒冷地でも十分な性能を発揮することを示す「スノーフレークマーク」にも認定。日本でも高速道路などのチェーン規制時に走行可能なタイヤとして認められており、冬季にレジャーや帰省で遠出する際も、苛酷な積雪、凍結でない限り、チェーン装着に手間取るリスクも少ない。

 2つ目は、1年を通じて様々な路面状況に対応できるため、タイヤ交換の手間がかからず、経済的なこと。交換用タイヤの保管場所が不要で、タイヤ保管サービスなどの費用負担も削減できる。

 3つ目には濡れた路面でも排水性が高く、近年、増加している異常気象によるゲリラ雷雨時にも安心感がある。オフロードでの走破性も高いのは、車好きにもたまらない。

 4つ目として、日本グッドイヤーでは、タイヤサイズが豊富にそろうのも特徴。全57サイズをラインアップし、ドライバーの多様なニーズに合わせ、アクティブなカーライフを実現している。

走行性、安心感、低コスト……読者モニターの声からメリットがクリアに

 「オールシーズンタイヤの良さは耳にするけど、走ってみないと分からない」「ずっと使っていたタイヤを替えるのは不安がある」という人も多いだろう。

 そこで、日経DUALでは、オールシーズンタイヤの走り心地をリアルにリサーチすべく、読者モニターを募集。12月から約3カ月、日本グッドイヤーの商品を実際に試してもらった。モニターから寄せられた意見の一部を紹介していこう。

 まず、走行性については、様々な路面のコンディションに合わせて感想を聞いた。乾いた路面については、「夏タイヤと全く変わらない」「差を感じなかった」という意見が多数。「吸い付くような安定感が感じられる」「気になっていた音についても、実は静粛性が高いことが分かった」といった声も上がった。

 濡れた路面については、「豪雨の中でも浮いたり、横滑りしたりといった不安定さがない」「しっかりしたグリップ感がある」など。気になる雪が積もった路面については、「最初は不安だったが、すぐにブレーキの効きを実感できた」「うっすら積もったときに走行したが、スタート時も滑ることなく、コーナーリングもしっかりと曲がる。ブレーキもバッチリかかって安心」と高評価の声が上がった。

 加えて高速道路や長距離ドライブ時についても、「スピードを出しても安定感がある」「帰省時の長時間の運転もストレスなく走行できた」という肯定派が多数。舗装されていない道を試したモニターからは、「不快な突き上げ感が少なく感じられた」という声も聞かれた。

 また、特に支持を集めたのが「タイヤ交換の手間・保管場所が不要」という特性についてだ。「年1回の帰省のためにタイヤを履き替えていましたが、面倒だし、交換の費用も気になります。天候が悪化しないように祈りながらチェーンを備えていたわが家にはまさにピッタリ」「積雪の心配のある所へも躊躇なく行けるのがいい」「首都圏の住宅事情からすると保管場所の確保の必要がないのは大きい」「タイヤ保管期間中の日射や湿度によるダメージの心配が不要になった」など、肯定的な意見が集まった。

 今回のモニター体験を機に、「今後も使い続けたい」「首都圏在住で冬のタイヤ交換に悩んでいるなら、ぜひお勧めしたい」という意見が多かったことからも、満足度の高さがうかがえる。

日本グッドイヤーの「オールシーズンタイヤ」について詳しくはこちら