保育園からの呼び出しは常に想定。夫婦で連携を確認しておく

―― 奥様もお忙しいと思いますが、どのように連携を取っていますか?

田中 お互いのスケジュールを擦り合わせて、その日その日で担当を決める感じです。妻が「○時に○○で仕事が入っているけれど、子どもたちはその日は下校が早いから○時には帰って来る。その時間パパは家にいられる?」みたいな感じで予定を確認します。「それなら帰りにスーパーで食材を買って、保育園でピックアップしてから、上の子の習い事に連れて行くね」

 こんな感じで、仕事と子どもの保育園のお迎え、習い事の送迎などがパズルのように入り組んでいる感じです。常に綱渡りなので、誰かが体調を崩すなど、不測の事態が起こると、すべてのパズルが崩れて組みなおさないといけないので大変ですね。

―― いざというとき、ご実家のサポートは受けられるのでしょうか?

田中 僕の両親は他界していて、妻の両親も近くはないので頼れません。朝、子どもがあやしいせきをしていた日なんかは、保育園からの呼び出しが来るんじゃないかとドキドキしますね。夫婦の間で、呼び出しが来た場合の連携は常に確認しています。以前、お互い仕事でどうしても迎えに行けないときがあって、本当に奥の手としてマネジャーさんにお迎えをお願いしたことはありましたが、基本は夫婦で連携して回しています。