働くママパパにベビーシッター利用がおすすめの理由

 ベビーシッターを利用することは色々なメリットがあります。お勧めの理由を4つ紹介しましょう。

1 子どもが病気のときも仕事を休まずに済む

 育休復帰直後のママ、パパの多くが悩むのが、子どもが病気になったらどうしようということです。しかし、ベビーシッターを利用すれば、急に熱を出して保育園に行けないときも、重要な会議や外せない仕事を逃すことはありません。ただし熱を出した当日に、初めてベビーシッターを頼むのは、親も子どもも緊張するものなので、事前に事業者に登録し、保育を体験しておくと安心です。

2 頑張るママ・パパが心と時間の余裕を持てる

 2つ目は子育てと仕事の両立に疲れてしまっているママ・パパへの解決策。自分たちでなんとかしようと頑張って思っているかもしれませんが、ベビーシッターを利用することで、時間や心に余裕ができ、仕事も育児も楽しめるようになります

 なお、保育中も緊急時にはベビーシッターから親へ電話やメールなどで連絡が入ることもあります。仕事中でも電話が受けられるようにしておくことが大切です。また、初めて依頼する際は、在宅勤務時に利用すると安心です。親は子どもから見えない部屋で仕事をして、ときどきそっと様子を見にいき、子どもが安心して過ごせているか、ベビーシッターがどのように接しているかなどを確認しましょう。

3 保育のプロからアドバイス、教育サポートが受けられる

 3つ目はベビーシッターは保育のプロだということ。初めての子育ては分からないことばかりで、赤ちゃんの発達や離乳食、生活リズムなど心配事が多いものですが、ベビーシッターに相談して解決することも多くあります

 また、幼児期になると気になる読み書きや運動、英語やピアノのレッスン、お受験のための勉強などに対応できるシッターもいます。保育時間を子どもの成長につなげられるのは魅力的です。会社やベビーシッターによって依頼を受けられるかどうかは異なり、別途料金が必要なこともあるので事前に確認するとよいでしょう。

4 女性がキャリアプランを実現しやすくなる

 4つ目は女性がキャリアプランを実現しやすくなることです。子どもが保育園から低学年くらいまでは、フルタイム勤務ができない、急な残業も無理だとして、思い切り仕事ができないことにモヤモヤするかもしれません。しかし、送迎や残業時の自宅保育をアウトソーシングすることで、育休復帰直後からフルタイム勤務や残業ができ、管理職も引き受けやすくなります

「内閣府ベビーシッター券」を利用できるかネット上で調べられる

 「内閣府ベビーシッター券」は「子ども子育て拠出金」を納めている法人は規模を問わず導入できます。昨年のコロナ休校・休園の影響もあり、導入企業が1年間で1000社増加。2020年12月時点で1787社の会社で利用できるようになりました。勤務先で導入しているかどうかは、全国保育サービス協会のサイトで調べることができます。

 ポピンズグループでは制度を導入していない企業に向け、導入が可能か調べたり、導入のための手続き支援を無料で行っています。ベビーシッター券を利用したいけれど勤務先では導入していない、という場合も連絡をすれば、人事担当者にアプローチしてくれるそうです。

 今後、利便性がさらに増す内閣府ベビーシッター券。これを機に、自分たちにとって、仕事と育児を両立するベストはどんな形か、改めて考えてみましょう。こんなキャリアを歩みたい、子どもにこんな可能性を用意してあげたいという夢を実現するための手段として、ぜひ賢く活用してみてはいかがでしょうか。

「内閣府ベビーシッター券」無料導入サポート

ポピンズでは、下記の無料導入サポートで、企業を支援しています。
(1)オンライン説明会開催(次回は4月9日)※以降の開催日はお問い合わせください。
(2)各社人事部の個別相談対応
(3)制度の手続き代行
(4)社員(利用者)への説明会サポート

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取材・文/福本千秋 イメージ写真/ポピンズ提供、鈴木愛子