働くパパママに好評なシェアオフィスサービス「ワクスタ」
Work-Life Bridgeのほかにも、三井不動産は、多様な働き方を応援するために、様々なサービスを提供しています。その総称が、「COLORFUL WORK PROJECT」。オンからオフまでを支援し、それぞれのライフスタイルに合わせた自由で柔軟な働き方の実現を目指して様々なサービスを展開しています。
中でも、働くパパママに大好評なのが、「WORK STYLING」（通称ワクスタ）と呼ぶ法人向け多拠点型シェアオフィスサービス。都内や関東近郊含む全国50拠点に展開しており、法人として契約していれば、いつでも、予約無しで10分単位で利用できます。契約企業は500社、会員数は約10万人にものぼります。
WiFiやコンセント、複合機、ドリンク＆カフェブースも完備され、会議室や応接スペースもあるので複数人でのミーティングにも使えるなど、自分の会社と同レベルの環境で快適に仕事ができます。都心だけではなく、横浜、川崎、武蔵小杉、海浜幕張、船橋、立川、大宮など、郊外にも展開。今後も続々オープン予定です。
WORK STYLINGの営業担当、細田知子さんは「ワクスタができて、人生が変わりました」と話します。
「働きながら子育てしていると本当に精一杯ですが、ワクスタは自分で時間を組み立てながら、空いている時間を色んなことに活用できます。たとえば、今日は病院に行きたいけど夕方で閉まってしまう時、今までなら午後休が必要だったのが、自宅近くのワクスタで直前まで働いて、病院に間に合うように。場所と時間を組み立てながら働くことで、くらしのなかにゆとりができました」（細田さん）
中安さんも、「子どもがいて時間制限のある私が活躍できる、最高のツールを与えてもらったと感謝しています」と語ります。「子どもの体調不良で遅れて出社したい時も、通勤途中のワクスタから朝の会議にオンラインで参加できたり、社外の予定の後に会社に戻らず最寄りのワクスタで作業できたりするので、効率が上がりました」（中安さん）
「働き方に対する考え方が急速に変わっています。個社では難しいこともビルが提供していれば、企業やワーカーが気軽に利用できるので有り難いというお声をよくいただきます。これからも、ハード面だけでなくソフト面も含めて、今よりもくらしを豊かにするサービスを提供していきたいと思っています」（野村さん）
取材・文／宇野安紀子 写真／木村輝
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